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「返信不要」の敬語/丁寧な言い方・例文

更新日:2024年07月07日

敬語表現

目上の人へ「返信不要」といった内容のメールを送る時はどうしたら良いのでしょうか。また、自分が返信不要のメールを送る際に注意すべきこととは、何なのでしょうか。ここでは、気遣いのはずか余計に気を使ってしまう事が多い「返信不要」について適切な対応を紹介していきます。

目上の人の返信不要は失礼じゃないのか

一般的に解釈としては上司に返信不要と記載したメールを送っても問題ありません。 もし、あいまいな表現にしてしまえば、それが原因で様々な問題に発展することもあります。 仕事中で大切なことは、今の段階でどのような状況であり、どう対処するかです。用件としてどうしても返信不要とあれば、問題なく上司にも返信不要とメールを送るべきです。

返信不要の使い方

相手にとって気分の良い表現とは、大切なことを文章のはじめの方に記載して、最後あたりで返信不要と記載することです。 これは基本的な文章のかたちでもあります。覚えておいた方が良いことは、あくまでも返信不要とは相手に対してきつい表現になるケースがあると言うことです。

返信不要は相手にどのように伝わるか

返信不要の理由をきちっと記載したメールであれば上司も何も問題視することはないでしょう。 上司が部下からの返信不要のメール内容を読んだ時は、どうして返信不要なのか確認しますので、その際に、上司が納得すれば問題ないでしょう。

上司に対して返信不要を使用する頻度

上司に対して返信不要といった内容を送る機会はそんなに多くはありません。もし、沢山返信不要の内容を送る必要がある時は、案件をまとめてメールするのが一番良いでしょう。 これを分割して何回も送信していると勘違いされることもあるでしょう。また、何回も似た様なメールを送られた側は気分的に良くないですね。

返信不要の敬語表現

返信不要を使用する場合は、お互いの考え方に相違がなく、うまくいっている事を説明した後に、これで終了になりますので返信不要とするという使い方が多いでしょう。 では、返信不要を丁寧に言い換えた例文を紹介します。

返信不要の例文

「この件に関しての返信は不要ですので、ご了承下さい。」 「ご返信はしていただかなくて大丈夫です。」 「今回の件は返信していただかなくても大丈夫です。」 「ご確認いただければ、ご返事には及びません。」 「ご返信はしていただかなくても結構です。」 などが挙げられるでしょう。もちろん使い方によっては返信不要と記載することも可能ですが、安全策としては言い換えた文章が良いと言えます。

失礼にならないメールを送ろう

いかがでしたか? 返信不要の丁寧な言い方をいくつか紹介してきましたが、きちんと返信不要の理由付けも記載しておきましょう。

知っておきたいビジネスメールマナー

以下の記事では、上司からのメールの終わり方や送る相手を分けたい時に使うBccとCcの使い分けを紹介しています。 ぜひ、参考にしてみてください。

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初回公開日:2017年03月14日

記載されている内容は2017年03月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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