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【懐石料理】服装や食べ方のマナーとは?蓋・箸・懐紙のマナー

更新日:2024年07月11日

ビジネスマナー

懐石料理に行く際のマナーや服装などはご存知ですか?しっかり知っておかないと接待や会食、打ち合わせの際に常識がないと思われてしまいます。懐石料理に行く際はしっかりとマナーを事前に勉強しておき相手やお店に失礼のないようにしましょう。

デザートのマナー

懐石料理は一品デザートが定番です。盛り合わせフルーツの場合は、さっぱりしたものから食べていくのが良いでしょう。すっぱいものから順番に食べていくことで、口の中をさっぱり落ち着かせることが出来ます。果物の種を出すときのために懐紙も用意しておきましょう。みかんの皮はたたみ、メロンやスイカは横向きに倒しておしまいにします。

懐石料理の蓋・箸・懐紙のマナー

蓋のマナー

汁物をはじめとして、御椀を使った料理は懐石料理ではよく出て来るものです。左手でしっかり蓋を持ち、右手で蓋を少し上げるようにして開けるとスムーズです。開けた蓋は、お椀の上で縦に持ち直すようにしましょう。こうすることで、蓋の内側についている水滴を、お椀の中に落とすことが出来ます。このあとは、蓋を上に向けて、手を添えながら自分の右側に置きます。蓋がついているお椀は、食べ終わったら元通りに蓋をかぶせるようにしてください。

お箸のマナー

汁物を味わうときは、箸はそろえて一文字にし、おわんの向こう側に揃えて持ちます。船盛など大勢で食べる料理は、基本的に取りわけ用の箸が用意されていますが、用意されていない場合は自分の箸で取ってもマナー違反にはなりません。むしろ箸を上下逆にして、口をつけていない方で取る行為は、かえって下品に見えてしまうとマナー違反になってしまうことがありますので気を付けましょう。食べ終わったあとは、箸先の汚れを吹いて元の位置に置いてください。箸袋がある場合は袋に入れて置きます。

懐紙のマナー

懐石料理を頂く上で、懐紙の使い方はマストで心がけておきたいものです。それぞれの料理ごとに適切な使い方があるため、細かく把握しておけるようにしましょう。たとえば、焼き物の際、魚の小骨が気になってしまう人は多いでしょう。少しずつ取り除きながら食べ進め、口の中に残ってしまったときは、懐紙で口を押えながらお箸で取り出すのがマナーです。取り出した小骨は、お皿の箸にまとめておいておきましょう。

マナー違反の行動

迷い箸

色とりどりの華やかなメニューがそろっていると、ついどれから食べるのか迷ってしまう人も多いでしょう。しかし、迷い箸は非常に重大なマナー違反です。

手で受け取ってしまう

お刺身のお醤油や汁気のある料理に対し、つい手を出して受け止めてしまおうとする人がいますが、懐石料理においてこれもマナー違反となってしまいます。小皿を持ち上げるようにして食べるか、懐紙で受け止めて口に運ぶようにしましょう。

魚の半身を裏返してしまう

焼き魚を食べるとき、裏側をしっかり食べようと半身を裏返してしまうことがありますが、これはマナー違反です。中骨をお箸でつまんで、骨を剥がしていくのがマナーでしょう。このときは左手を使っても構いません。

ごはんと香の物のバランス

懐石料理の場合、茶碗やお椀を持ったまま香の物を食べるのはマナー違反です。「受け吸い」と呼ばれるマイナス行為です。またね自宅では当たり前にやっていることかもしれませんが、ご飯の上に香の物を乗せて食べてしまうのもマナー違反になってしまうので気を付けてください。

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初回公開日:2017年03月01日

記載されている内容は2017年03月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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