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更新日:2024年06月09日
検察官を目指す人も多くなっています。検察官の年収はどのぐらいのなんでしょう。年齢による年収の違いは?検察官を続けるメリットは何でしょう。実は法律で決まっているって知っていましたか?階級別、勤続年数のお給料の差を調べてみました。
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よく勘違いされることが多いですが、検察官とは検事、副検事、検事長、検事総長のことを指します。検察官という職業の中に階級として検事があるということです。 検事は、まず検察官としての第一歩で、20年ほどは検事として働き、出世できれば、夢は検事長、更には次長検事などへ”試験”で昇格できる様になります。
検察庁は検察官の行う事務を統括するところで,最高検察庁・高等検察庁・地方検察庁・区検察庁があるほか,高等検察庁・地方検察庁に必要に応じて支部が置かれています。 高等検察官庁と地方検察庁では階級に違いがあります。 高等検察官庁 ・検事総長 ・次長検事 ・検事長 ・検事 ・副検事 地方検察庁の階級 ・検事正 ・次席検事 ・三席検事 ・部長 ・支部長 ・上席検察官 検事は公務員と同じように、昇進試験で棒給を月額で割った、年棒制度を採用しています。 つまり、国が法律を制定して、毎年国会などで審議し、年収は法律が決めています。
検事総長 1,495,000円 検事長クラス 1,328,000~1,222,000円 検事1号 1,198,000円 2号 1,055,000円 3号 984,000円 4号 834,000円 5号 720,000円 6号 646,000円 7号 585,000円 8号 526,000円 9号 426,900円 10号 392,500円 11号 368,900円 12号 345,100円 13号 322,200円 14号 306,400円 15号 288,200円 16号 277,600円 17号 253,800円 18号 244,800円 19号 234,300円 20号 227,000円
それまでの経験にもよりますが、20代から50代の年代別の年収を比べてみました。 20代 平均年収 392.3万円 30代 511.8万円 40代 649.8万円 50代 720.3万円 ※ボーナス(夏冬期合わせた4か月分)込となっています。
試験によって等級が上がる点が検察官も公務員と非常に似ています。 20代で検事を目指した場合は、20等級からスタートなので年収272万円です。 順調に毎年等級をあげられたとしても、10年後は10等級で、年収475万円。 その10年後の40代で1号等級なら、1453万円になります。 それ以上の検事長は、流石に試験だけでは無理になります。 検事総長、次官検事、検事長というポストはいずれも天皇の認証を必要としているためです。 50代で順風満帆に昇格できたら、1号の年収1,453万円は有り得るかもしれません。
記載されている内容は2017年02月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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