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「ご指導のほど」本来の意味と5つの正しい使い方/例文

更新日:2024年01月17日

言葉の意味・例文

敬語でよく使われる「…の程」というフレーズは、何かをお願いするときに丁寧に和らげていう婉曲表現です。「ご査収の程」「ご確認の程」「ご指導の程」といった言い方、それに類するほかの敬語文を学び、適切に使えるようにしておきましょう。

使い方2:使う場面

使う場面としては入社時の挨拶や新規事業、プロジェクトを始める時、アルバイトの初日でも良いです。何か新しく物事を始めるときに諸先輩方への敬意を表すために「ご指導のほど」を用いると良いでしょう。やはり初日の挨拶の時に入れることが望まれます。 逆に後輩や親しい人にこのような言い回しをするのはかしこまりすぎますので「ご指導のほどよろしくお願いします」よりも「ご指導おねがいします」くらいがよいでしょう。

使い方3:メールでの使い方

メールで「ご指導のほどよろしくお願いします」といった表現を用いるときは、文章の結び、文章の締めの言葉にもってくると相手への敬意がより伝わりやすくなります。顔を見えない相手へ送るメールですので、最大限の配慮を持ってメールを作成するように心がけましょう。 大事な事は結びの言葉または締めの言葉として使うことです。「ご指導のほど」の言葉を使うときに変わらずよろしくお願いします、という思いも含まれるためです。

例文

この度は御社との提携業務遂行におきまして、大変お世話になりました。今後の御社の更なる発展を祈願しております。 弊社の至らない部分も多々あるとは存じますがどうぞ今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。

使い方4:手紙・年賀状での使い方

直筆の手紙や年賀状の挨拶にも「ご指導のほど」の丁寧な表現は筆者から相手へ敬意を表す手法としてとても適しています。思いやりと敬意を持って一筆したためる姿勢を表すことが大事です。 新年はじめのご挨拶は特に丁寧さと敬意を払った表現を使ってしたいものです。ここでは手紙・年賀状での「ご指導のほど」についての例文を載せています。

例文

新年あけましておめでとうございます。昨年は公私共に大変お世話になりました。今年はさらに努力を重ねまして飛躍の年にして参る所存です。今後ともご指導のほどどうぞよろしくお願いいたします。

使い方5:面談での使い方

入社面接や取引先との面談においても、「ご指導のほど」は相手に敬意を表す丁寧な表現としてはとても有用性のあるものです。目上の人に対して「今後もよろしくお願いします」といった挨拶の意味を込めて使うのが「ご指導」です。 先輩社員や上司、営業先のお得意様などへ、かわらぬご厚情をいただけるようによろしくお願いしますという思いで使います。ここでは面談においての「ご指導のほど」を用いた例文を載せていきます。

例文

御社との取引においては、弊社の技術力では補えない部分が多々ございます。ですので、是非今回は御社の技術協力を得ましてこの新規プロジェクトを成功へ導けるよう努力して参ります。どうぞご指導のほどよろしくお願いします。

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初回公開日:2016年11月11日

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