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指示を仰ぐとは?指示の仰ぎ方と例文・ご指示くださいは誤り?

更新日:2024年08月20日

言葉の意味・例文

部下側の立場から「どのようにしたらよいか」と指示を仰ぐ場合は実は一工夫必要です。行き当たりばったりに「○○はどうしたらいいですか?」などと聞いても、思うような返事がもらえないこともあります。上司からスムーズに指示を仰ぐには、どんな聞き方が良いでしょうか

指示を仰ぐとは

指示を仰ぐという言葉には、ただ「聞く」ということではありません。仰ぐとは、目上つまり会社であれば上司である人に向かって使う言葉です。目下のものつまり部下から上司などに対して指示をして下さい、指示を出してください、と要請する時に使います。 通常のルーチンワークや日常の仕事の中では、指示を聞く、伺うでも良いで場合もあります。ただ、若干でも不測の事態が起こったり、緊急事態、やや重大な事象が起こった時は「仰ぐ」の方が適してきます。 通常の業務の中では上司は常日頃指示を出しています。しかし突発的な事態が起こった時、部下の側から指示を要請しなくてはいけない時は指示を仰ぐ、を使いましょう。

指示を仰ぐ文章で報告が必要な場合とは?

口頭では無く文章が必要な報告とは ・数字を伴うもの ・重要課題 ・内容が複雑なもの など間違いやすい内容や、間違いがあってはならない内容のものということになります。その文章のまま、他の上司に回る場合もありますし、安易にメモ書きで渡してはいけません。

指示を仰ぐ際の例文

指示を仰ぐときに文章で依頼する時にはある程度決まり文句があります。

最後に「この要件に対して指示をお願いします」という気持ちを伝えるのには、決まり文句、定型文があります。主なものを挙げます。 ・お教えいただきたく存じます ・ご指南のほど、お願い申し上げます ・お知らせいただけないでしょうか ・忌憚のない意見をお教えいただければありがたく存じます ・折り返しご返事をいただきたくお願い申し上げます ・ご一報くださいますようお願い申し上げます など、緊急性や上司との関係性などを考慮して適した文章で結びましょう。

ご指示くださいは誤り?

「ご指示ください」は敬語として誤りではありません。しかし「ご指示してください」という表現は誤りです。「ご〜する」は謙譲語表現なので、相手がする「指示する」に対して、自分の行動に対してつける謙譲語表現「ご」はつかないためです。

指示の仰ぎ方8つ

指示を仰ぐときに気をつけなくてはいけないことがあります。

●丸投げしない ●先を見据える ●タイミングが大切 ●まとめてから話す ●指示を最後まで聞く ●書き留めておく ●指示内容を復唱する ●ミスや失敗は早く報告する

丸投げしない

指示を仰ぐ際に必要な報告の仕方や、順番などをお伝えしてきましたがもう一つ指示を仰ぐ際に気をつけてほしいことがあります。 指示を仰ぐときにただ「○○なのでどうすればよいですか」という丸投げ的な聞き方は、あまりきれいではありません。出来る限り自分でも代替案を考えて、報告・相談しましょう。八方ふさがりの状態で代替案が出てこない場合でも、できるだけこう考えてみた、やれるだけやってみたという経緯もあった方が、上司もその先を考えやすいものです。 いずれにしろ、自分が責任を持っている仕事である、ということを踏まえたうえで上司に指示を仰ぐ方が、印象も良いですし話の展開も早いものです。

先を見据える

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初回公開日:2017年02月09日

記載されている内容は2017年02月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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