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更新日:2024年06月08日
人前に出ると緊張しやすい方はいませんか?これはもちろん人間として自然なことと言えますが、就活で自己アピールが大事なときに、緊張しやすいのは困りものですね。今回は緊張しやすい人の特徴や原因、そのメリットや改善方法などを紹介します。
緊張しやすい人はなぜそうなってしまうのか?そのメカニズムを考えてみましょう。まず大勢の人の前で話すというのは、非日常的なできごとですね。いつもと違うシチュエーションなので、緊張してしまうのも無理からぬことです。 しかし就職活動では、集団面接もありますし、面接官は初対面の人であり、短時間で自分のよさをあますところなく伝えないといけません。緊張しやすいというのはなんとか攻略したいものです。
緊張しやすい人には、実はパターンがあります。どのようなパターンがあるのか挙げていきますと ・緊張しているのは自分だけと思ってしまう ・自分以外はみんな立派に見える ・下準備、練習は好きではない ・他の人が自分をどのように見ているのか気になってしかたがない ・苦手なことからはできるだけ逃げ出したい 主にこのような特徴があります。あなたに当てはまる点があるでしょうか?
緊張しやすいのには原因があります。子供のころは学芸会でも堂々と演技ができた、まったくあがらなかったという方も多いかと思います。成長するにしたがって、緊張しやすくなるというケースがほとんどです。 子供には緊張という概念がありません。はじめて緊張しやすい自分自身を感じるのは中学~高校生の時期です。思春期をむかえ自意識を強く持つようになり、大人になるための通過儀礼とも言えるかもしれません。 そしてこの思春期、あるいはそれ以降に経験したことがトラウマとなって、緊張しやすい人が形成されてしまうのです。
どのようなことが緊張しやすいトラウマになるかというと ・会議などで上手に発言できなかった ・面接で頭が真っ白になって話せなくなった ・教科書を読むときに声が震えた ・部活動の試合で、緊張のあまり失敗をした ・自己紹介で言葉が詰まった などです。過去の失敗がトラウマとなり、同様のシチュエーションからは逃げ出したくなるのは当然です。しかし逃避をくりかえしていては、余計に「人前が怖い」「緊張しやすい」という気持ちは膨張していきますし、自分自身を責め続けることにもなるでしょう。
緊張しやすい人はマジメな性格とも言えます。マジメだからこそ、人前に出るという特別なシチュエーションにあがるわけですし、先を読める頭のいい人でもあるのです。先々を考えて「〇〇したら笑われるのでは?」「ここでこう話したら座が白けるのではないか?」と予測して、つい緊張してしまうわけです。 こう考えると緊張しやすいのは決して悪いことではありません。また緊張しない人というのも逆にデメリットがあるのです。
緊張しないということは、リラックスした状態であり、その分注意力も散漫になります。凡ミスが増えるきっかけにもなるでしょう。大事な仕事を抱えているときは「失敗しないようにしよう」と人は緊張感を持っているもの、こういうときはミスもしづらいです。一方、緊張していない状態では、思わぬ失敗も引き起こすこともあります。 リラックスすることももちろん大事ですが、緊張することも必要です。緊張と緩和状態をバランスよく保てていければ、これほど素晴らしいことはないですよね?
緊張しない人は、そもそも聞き手の反応をあまり気にしていません。聞き手のリアクションに興味がないということは、そのまま自分のペースで話し続けていくだけであり、話が上手になるチャンスも見逃してしまいます。 緊張しやすい人は相手の反応に敏感であり、どうしたら聞き手が好リアクションをしてくれるかアンテナを張っている人です。自分がどう話せばもっと相手を惹きつけられるのか、ということを考えられるので、優れた話し手になれる可能性を秘めているのです。
では、どのようにすれば緊張しやすさを改善できるでしょうか?一緒に考えてみましょう。
記載されている内容は2017年02月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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