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「ご容赦ください」の使い方と例・「ご容赦」の意味

更新日:2024年08月19日

言葉の意味・例文

「ご容赦ください」「ご容赦くださいますよう」など、ビジネスシーンでの利用に欠かせない「ご容赦」という言葉。この記事では「ご容赦」の意味と使い方、例文集を紹介します。上手に敬語表現を活用して、ビジネス・コミュニケーションをスムーズに行いましょう。

ご容赦とは

・読み方:ごようしゃ・別表記:ご容赦下さい、御容赦下さい、御容赦ください相手に過失や失敗などについて許しを請う場合の表現。「お許し下さい」とも言う。(日本語表記辞書 weblioより)

「ご容赦ください」の類語表現

何卒ご容赦ください、という表現の類義語に、「許してください」「ご寛恕(ごかんじょ)」「勘弁」という言葉があります。その他の使い方に、「ご容赦願います」というものもあります。使用するときと場合によって、まったくその使い方は変わってくるものです。「どうかご勘弁ください」などの表現は、あまりことわりの言葉としての使い方はしません。「何卒ご容赦ください」という言葉は先に自分の非礼を詫びる際などに用いられます。このように、「何卒ご容赦」という言葉の使い方を知ることによって、「お忙しい折のご連絡ではございますが、何卒ご容赦くださいませ」など相手や取引先ととても気持ちよくコミュニケーションを行うことができます。この言葉の使い方が綺麗にはまると相手に良い印象を与えるでしょう。そのほかの様々な表現も状況にあわせて使うなど、交流のなかでしっかりと言葉を選び、より良い関係を築いていきたいものです。

「ご容赦ください」の例文3つ

例文1【ご容赦くださいますよう】

「何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。」 「弊店の苦しい経営事情をお汲み取りいただき、なにとぞご容赦くださいますようお願い申し上げます。」 「事情ご賢察のうえ、あしからずご容赦くださいますようお願い申し上げます」 「当日は混雑に取り紛れて、至らぬ点が多かったと存じますが、なにとぞご容赦くださいますようお願いいたします」

例文2【何卒ご容赦くださいませ】

「無料配布は終了いたしました。何卒ご容赦くださいませ」 無料カタログやノベルティグッズなどの配布が終了してしまった際に、お詫びとして述べる言葉を想定した例文です。文末が「ご了承ください」だと、少し不躾な感じがするところへやわらかい雰囲気を与えることができます。

その他の例文

・本状と行き違いにご発送いただきました節は、何とぞご容赦ください ・追伸 なお、本状と行き違いですでにお手配済みの節は、失礼のほどご容赦ください ・本状と行き違いの場合は、悪しからずご容赦願います。 ・行き違いでご入金いただいた場合は、なにとぞご容赦ください。 ・本人には厳重に注意いたしますので、なにとぞご容赦のほどお願い申し上げます ・突然お手紙をさし上げますご無礼お許しください。 ・乱筆お許しください ・長々のご無沙汰、なにとぞお許しください。

ビジネスメールの最後の結び言葉

通常の結びの言葉の選択肢

・今後ともよろしくお願いいたします。 ・今後ともお引き立ての程をよろしくお願いいたします。 ・今後ともよろしくご愛顧のほどお願いいたします。 ・今後ともお引き立てくださいますようお願い申し上げます。 ・これまで同様お引き立てくださいますようお願い申し上げます。 ・引き続きよろしくお願いいたします。

確認や検討の依頼を含む場合の結び言葉の選択肢

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初回公開日:2017年01月26日

記載されている内容は2017年01月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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