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「ご笑納ください」の意味とは?ビジネスシーンで用いる際の例文も紹介

更新日:2024年01月14日

言葉の意味・例文

「ご笑納ください」という言葉の意味をご存じでしょうか。この記事では、「ご笑納ください」の意味や使い方、別の言い換え表現などもくわしく解説しています。「ご笑納ください」の意味を知りたい、という方はこの記事をチェックしてみてください。

「ご笑納くださいってどういう意味?」 「どういう時にご笑納くださいは使える?」 「ご笑納くださいの類語は?」 このように、ご笑納くださいという言葉を聞いたことはあるけれど、くわしい意味や使い方はよく知らないという方も多いのでないでしょうか。 この記事では、「ご笑納ください」という言葉の読み方や意味について、わかりやすく解説します。具体的な例文や使う時の注意点など、知っておきたいポイントもあわせて紹介します。 この記事をよむことで「ご笑納ください」の意味がわかり、ビジネスシーンやさまざまな場面でご笑納くださいを使えるようになるでしょう。 「ご笑納ください」の意味が知りたい、使えるようになりたいという方は、この記事を読んでみてください。

「ご笑納ください」の意味

「ご笑納ください」の意味

「ご笑納(読み:しょうのう)」とは、「つまらないものですが、笑ってもらって欲しい」という意思を伝えたい時に使う言葉です。 「笑納」だけでも尊敬語に当たりますが、贈り物を繰る際に使うことから、頭に「ご」をつけて、「ご笑納」というのが一般的です。 「ご笑納ください」は、「つまらない物ですが笑ってお納めください」という意味で使われます。

「ご笑納ください」の使い方

「ご笑納ください」は、お歳暮や内祝いなどの品物を贈る際に用いられる表現です。「心ばかりの品ではございますが、笑ってお受け取りください」という気持ちを込めて、贈り物をする相手に使います。 一般的には書き言葉として用いられ、品物と一緒に添える手紙の一文として使われます。贈り物がなく手紙だけを渡す場合は「ご笑覧ください」という表現になるので、気をつけましょう。

「ご笑納ください」をビジネスシーンで用いる際の例文

「ご笑納ください」は、贈り物をする時などに、受け取る相手に負担をかけないように用いられる表現です。 まずは、贈り物の種類によって使い分けることが出来る例文を、いくつかご紹介いたします。

お礼の品を贈る場合

お変わりなくお過ごしでしょうか。 先日は大変お世話になり、ありがとうございました。 本来は直接お伺いしてご挨拶申し上げるべきところですが、 書中にて失礼致します。 日頃お世話になっているお礼を同封させていただきますので、ご笑納くださいませ。 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

お歳暮を贈る場合

拝啓 寒気きびしき折柄、あわただしい師走となり、何かとご多用のことと存じます。 今年一年、公私に亘りいつも暖かいご指導をいただき、心より御礼申し上げます。 つきましては、感謝の気持ちを込め、心ばかりの品をお送りいたしましたので、ご笑納くだされば幸いです。 来年も、お導きのほど心からよろしくお願い申し上げます。 敬具

お中元を贈る場合

拝啓 盛夏の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 日頃は多大なるご配慮にあずかり、心より御礼申し上げます。 つきましては、日頃の感謝の気持ちを込めまして、心ばかりの品を別便にてお送りさせていただきましたので、どうぞご笑納くださいませ。 今後ともご高配を賜りますよう、せつにお願い申し上げます。 略儀ながら、書中をもちましてご挨拶申し上げます。 敬具

「ご笑納ください」の注意点

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初回公開日:2017年01月27日

記載されている内容は2017年01月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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