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自己憐憫とは|陥りやすい人の特徴8つ・克服する方法4つ

更新日:2024年07月18日

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「私って何てかわいそうな人間なんだろう…ハァー…」そんな「自己憐憫」の気持ちになることはありませんか?この記事では、そんな「自己憐憫」の気持ちを取り上げ、対策・克服方法を紹介していきます。寂しい気持ちを克服し、吹き飛ばそう!

自己憐憫とななにか

「自己憐憫」とは、「自分で自分をかわいそうだと思うこと、自分に対して憐憫の情を抱くこと」を意味する言葉です。大まかに言ってしまえば、「理由は分からないけどやるせない」といった心情のことを表します。 難しい言葉表現で、日常的に使う人はそう居ないでしょう。しかし、誰もが一度は体験したことがあるような身近な心境のはずです。とは言え、それが長期に渡ることは珍しく、とても苦しい状態となります。

自己憐憫の読み方

「自己憐憫」とは、「じこれんびん」と読みます。難しい漢字を使う言葉であり、その意味を想像するのも簡単ではないでしょう。分解して解説します。 「憐」とは、「憐れむ」のように使われ、「気の毒に思う、あわれむ」という意味の文字です。そして「憫」もまた、「気の毒に思う、あわれむ」という意味を表します。 したがって、「自己憐憫」は「自己をあわれむ、気の毒に思う」という意味になります。

自己憐憫の原因

「自己憐憫」な人は、なぜ自分のことを可哀相と思ってしまうのでしょうか。人は確かに、自分を省みて落ち込んだり、他人との関係において悔やんだりする生き物です。 しかし、日常的に自分を陥れて考えることはできません。生きていくことが辛く困難になってしまうからです。本来ならば避けられるべき状態と言えます。それを抜け出すことができないとすれば、何らかの原因があると見て間違いありません。

原因1「褒められた経験が少ない」

褒められた経験が少ないというのは、単純に見えて深刻です。褒められることも怒られることも、人間の成長には欠かせないものでしょう。しかし、偏っていてはいけません。 褒められるということは、自分自身が認められていると実感することに繋がります。それが自信となり、次への挑戦を促してくれるはずです。つまり、それが少ないということは、認められたことがない、自身が持てない、という状態を生み出すことになります。

原因2「ストレス耐性が低い」

原因3「騙された経験がある」

どんなに真面目にひたむきに生きていても、他人に妨害されてしまうこともあります。信じていた人や物事に裏切られたという経験が自己憐憫を引き起こすこともあるでしょう。 信じてしまった自分自身を責めることもあるでしょう。その経験が仇となり、他人を信じることができず、憐れな自分ばかりを感じるようになってしまいます。

自己憐憫に陥りやすい人の特徴

自己憐憫とは、辛い経験から引き起こされた性格とも言えます。そしてそれが心に根付くほど、思考は悪化していくでしょう。過去に特別なトラブルがなくとも、日々の積み重ねの中で少しずつ沸き起こることもあります。よくあるはずの落ち込んだ状態でも、突然抜け出せなくなる可能性はゼロではありません。 では、「自己憐憫に陥りやすい人」の特徴を分析してみましょう。自分の人生に後ろ向きになってしまっている人は要注意です。

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初回公開日:2017年01月18日

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