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更新日:2024年08月26日
貪欲と聞いてどんな人を思い浮かべますか?良いイメージよりも悪いイメージが先行するのではないでしょうか?貪欲であることのメリット、デメリットを見ていきたいと思います。貪欲さは意外にもうまく使うことができれば得をするかもしれません。
目次
貪欲という言葉。そもそも日常ではあまり使う機会がない言葉です。語源としては、仏教用語では”十悪”の一つとさており、欲が深いこと、欲を貪ることなど基本的にはマイナスイメージを指す言葉ですが、その意味が転じて、逆に、全てを熱心に吸収しようと、取り入れようとするという意味でも使われたりします。それでもやはりプラスのイメージでは使いにくいですね。プラスマイナスどちらにせよとりあえず、ある対象に対する執着がものすごい。と、そういう意味合いで捉えると理解しやすいと思います。
今まで”貪欲”という言葉について議論してきましたが、ここでは貪欲な人となると、どのような人のことを指すのか議論していきたいと思います。先の例によると貪欲な人とは、ある対象に対して(その対象はあらゆるものを指します。例えば学問だったりお金だったり)執着がものすごい人。ということになります。注意しなければいけないのは、それらの人は必ずしも物事全てに貪欲であるというわけではないです。誰しも興味の対象はありますよね?また、興味にはそれぞれ深さの度合いがあるはずです。
貪欲とは、執着の度合いがものすごいというイメージをはらみます。つまり、貪欲な人とは、必ずしも全ての物事に対して積極的な執着を持つわけではないですが、しかしある物事に対してはものすごい集中力で執着を発揮するような人のことを言うと思います。例えば、一つのスポーツを極めたオリンピック選手のような人たちがいます。
今まで論じてきた貪欲な人ですが、そもそも絶対数は少ないと思います。他人から、貪欲と思わせるほどに物事に対してのめり込んでいける人はなかなかいません。では、貪欲な人はどのようにして生まれるのでしょうか?
人は、周りの人の影響を強く受けて成長していきます。周りの友達がいいというから、新しい化粧法を試したり、兄弟がやっているからバスケットボールを始めたり、一般的に、何かに興味を持ち始めるのは周りの影響が原因だと思われます。他人から始まった興味は、他人の強制または、自身の意識の改革によって執着へと変化していきます。つまり、自分の意識が刷新されるような刺激的な仲間がいる環境において、貪欲な人が生まれやすいと言えます。貪欲な人の周りに貪欲な人が生まれやすいのもこのためだと考えます。
この人は、実際のリーダーではない可能性もありますが、チームをけん引する推進力となるのは、このようなタイプの人であることが多いです。いつの時代も貪欲な人が、時代を改革してきました。人類のさらなる進歩への執着は、今まで論じてきた貪欲さに等しいと言えるのではないでしょうか?より安定した生活を求め稲作を始めたり、便利さを追求して蒸気機関を開発したり。人類の根本が人類の繁栄であるとしたら、貪欲な人とはまさに人類の繁栄を先導するため、社会にも必要不可欠な存在と言えるかもしれません。
先ほど、貪欲な人は社会にとって必要な存在でもあると紹介しました。煙たがられるとは、マイナスのイメージです。しかし、社会全体でみると必要な存在です。具体的に言うと、貪欲な人とは、周りに与える影響が大きく、環境を変えていく力を持っているため、反感を買う可能性があります。
貪欲な人は自身の欲求を叶えるために、すぐに行動できますがそのギャップに周りは悩まされることがあります。
記載されている内容は2017年01月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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