IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

「存じ上げません」「わかりかねます」の意味と使い方

更新日:2020年06月10日

言葉の意味

「知らない」「分からない」の敬語表現「存じ上げません」「わかりかねます」などの言い回しについてまとめています。「存じ上げません」「わかりかねます」の意味や使い方をご紹介しているので、敬語についてお悩みの方はぜひ目を通してみて下さい。

「知りません」「わかりません」は丁寧でない

「存じ上げません」の意味と使い方

では、「存じ上げません」とは、どのような意味を持つ言葉なのでしょうか? また、どのように使うのが正しいのでしょうか? まずは、「存じ上げません」の意味と使い方について、ご紹介していきます。

「存じ上げません」の意味

「存じ上げません」には、「存ずる」という言葉が含まれています。 「存ずる」とは、「「知る」「承知する」の意の謙譲語。(※1)」「「思う」「考える」の意の謙譲語。(※1)」です。 つまり、「存じ上げません」は、謙譲語ということになります。

「存じ上げません」の使い方

「存じ上げません」は、基本的には「知りません」「わかりません」と置き換えて使うことになります。 「○○の件については、存じ上げません」などのように使うと、「知りません」と答えるよりも丁寧な印象を与えることができます。 また、「存じません」などと言い換えて使っても、問題ありません。

「わかりかねます」の意味と使い方

では、「知りません」「わかりません」のもう1つの敬語表現である、「わかりかねます」は、どのような言葉なのでしょうか? こちらも、意味や言い回しについて考えていきましょう。

「存じ上げません」と「わかりかねます」の使い分け

では、ビジネスシーンにおいて、「存じ上げません」と「わかりかねます」では、どのように使い分ければ良いのでしょうか? まずは、2つの言葉の違いについて見ていきましょう。 結論からお話しすると、目上の人やクライアントなどの問い掛けに答える際、どちらの言葉を使っても、失礼には当たらないでしょう。どちらがより良いかは、状況や個人の受け取り方によって変わってきます。 例えば、より柔らかい印象を与えたい場合は、「わかりかねます」の方が良いと言われています。 「~ません」は、どんなに丁寧な言い方をしても、否定のニュアンスを含んでいます。その為、どうしても否定的で冷たい印象を相手に与えてしまうという見解もあるのです。 その為、どうしても断りにくい場面や相手には、「わかりかねます」を使った方が良い場合もあるでしょう。

「おりません」を付けると更に丁寧になる

では、「存じ上げません」は、「わかりかねます」よりも丁寧さに欠ける言い方なのでしょうか? 答えは、「いいえ」です。確かに、「存知上げません」の「~ません」は、相手に否定的な印象を与えがち。 しかし、「おりません」を付けることで、その印象も大幅に薄れます。 「存じておりません」「存じ上げておりません」と言い換えると、「存じ上げません」よりも柔らかい印象を与えることができるので、より丁寧に接したい相手に使うと便利ですよ。

もっと敬語について勉強したい方はコチラ

初回公開日:2016年12月12日

記載されている内容は2016年12月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

関連タグ

アクセスランキング