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「幸先が悪い」という言葉の意味とは?使い方や類語も理解しよう

更新日:2024年01月15日

言葉の意味・例文

「幸先が悪い」という言葉の意味や使い方を正しく使うことができるでしょうか。この記事では、意味や使い方、例文、類語、英語表現を紹介します。「幸先が悪い」という言葉について正しく理解し、日常会話や文章を書く際に自然に使えるように是非チェックしてみてください。

  • 寝坊してしまい、初日から幸先が悪い
  • 交通事故に遭い、初日から幸先が悪い
  • 初日から幸先が悪い、なぜなら犬のフンを踏んでしまったから
  • 初日から幸先が悪い、なぜなら台風で電車が止まってしまい目的地に着けないから

「幸先が悪い」の類語表現

続いて、「幸先が悪い」の類義語を紹介します。 いくつかありますが、日常会話などで使いやすい2つの表現をピックアップしましたので、使ってみてください。

「先が思いやられる」

「先が思いやられる」は、これから先に状況が悪化しそうなのを憂う状態を意味します。 かなり使いやすく、日常的に使われる表現ですので、覚えておいて損はありません。

  • チーム結成初日からこれでは、先が思いやられる
  • 新人らがこんな調子では、先が思いやられますね
  • いきなりトラブルに見舞われて、バタバタしてしまい、先が思いやられる

「先行き不安」

「先行き不安」も将来やこの先の行く末を憂う状態の言葉です。 「先行き不透明」という表現もします。こちらは少し固い文章や場面でも使うことがある表現です。

  • このような現状では、先行き不安ですね
  • 先行き不安な状態で、この商品を売るのはリスクがある
  • こうした状況下で、先行き不安なこのプロジェクトを継続させる訳にはいかない

「幸先が悪い」の英語表現

英語にも「幸先が悪い」に近い意味の表現がいくつかありますので、ご紹介します。 まず、「have a bad start」という表現です。かなり直接的な表現で、悪いスタートを切ってしまったという意味となります。実際に使う際は、「I had a bad start」などのように「have」を過去形で使いましょう。 次に、「get off on the wrong foot」という表現もあります。こちらの方が、より「幸先が悪い」に近いニュアンスです。アメリカでは、ベッドから起き上がるときに左足から着くと不運が続くという迷信があり、そこからこういった表現となっています。 他にも、「It is a bad sign that...」や「bode ill for」といった表現もあり、こちらも「幸先が悪い」という意味です。

「幸先が悪い」の意味と使い方を理解して正しく使おう

「幸先が悪い」という言葉の意味や使い方、例文、類語表現、英語表現について理解していただけたのではないでしょうか。 この記事を通して、「幸先が悪い」という言葉を正しく使い、普段の日常生活から文章を書く際に生かしてください。

初回公開日:2022年10月05日

記載されている内容は2022年10月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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