履歴書の「趣味特技」欄で採用担当者の心を掴めないかと考えている方もいるのではないでしょうか。ここでは履歴書の人事の...
更新日:2024年06月27日
時代劇や小説で目にする「返す刀」の正しい使い方が気になる人もいるでしょう。本記事では「返す刀」が持つ意味や由来について例文を使って解説します。あわせて類語や誤用についても紹介します。「返す刀」の意味や正しい使い方を知りたい方はぜひ参考にしてください。
次々に相手を攻撃することから転じて、物事を着々と進めるさまや他のことを行う表現としても使われる「返す刀」ですが、代わりに使える表現や類語はあるのでしょうか。 ここからは「返す刀」の類語や、同じ意味で使える表現方法を紹介します。
「二の矢」は「二番目に打つ矢」のことで、そこから転じて「次の一手」「二番目に行う手段」という意味を持ちます。 次々に攻撃することを「二の矢、三の矢を放つ」と言い、「返す刀」の代わりに使われることがあります。 ただし、「返す刀」は二度目以降には違う相手を攻撃するのに対し、「二の矢」は同じ相手に反撃する場合にも使われる点に注意しましょう。
「他の人と一緒に乗り物に乗る」を語源とする「便乗」には、「巧みに機会をとらえて利用すること」という意味も持ちます。 「ついでに」を表す際に使う「返す刀」の代わりとして「便乗」が使われることもあります。しかし、「返す刀」は利益の有無を問わずに使えるのに対し、「便乗」は「他の人やものを利用する」「利益を得る」時に使われるのが特徴です。
「行きがけの駄賃」も「返す刀」の代わりとして使えます。 もともとは「馬子が荷物を取りに行く途中に他の荷物を運び、それにより得る運賃」のことで、転じて「何かをするついでに他のことも行い、利益を得る」という意味でも使われるようになりました。 「返す刀」が持つ「ついでに」の代わりとして使え、「続けざまに他のことを行う」を表す際にも「行きがけの駄賃」が使われることがあります。
「返す刀」はどのような意味を持つのか、使い方や例文、類語について紹介しました。 戦国時代など刀を武器として使用していた時代だけでなく、現代でも次々と行動を起こす時や、ついでに何かをする際に「返す刀」が使われます。また、他の「刀」を使った言葉と混同され、誤用の多い慣用句であることに注意が必要です。 「返す刀」は風情のある表現です。言葉の由来と正しい意味を理解し、日々の生活で使ってみてください。
記載されている内容は2022年10月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
履歴書の「趣味特技」欄で採用担当者の心を掴めないかと考えている方もいるのではないでしょうか。ここでは履歴書の人事の...
いまいち難しくてなかなか正しい意味を調べることのない「ご健勝」「ご多幸」という言葉。使いづらそうだと思われがちです...
「ご査収ください/ご査収願いします/ご査収くださいますよう」と、ビジネスで使用される「ご査収」という言葉ですが、何...
選考で要求される履歴書。しかし、どんな風に書いたら良いのか分からない、という方も多いのではないかと思います。そんな...
通勤経路とは何でしょうか。通勤経路の届け出を提出したことがある人は多いと思います。通勤経路の書き方が良く分からない...