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焚きつけるの読み方と意味とは?類義語との使い方や例文も紹介

更新日:2023年12月09日

言葉の意味・例文

「焚きつける」という言葉を聞いたり、使ったりしたことはないでしょうか。この記事では、「焚きつける」について意味や正しい使い方を紹介しています。併せて、類義語や英語表現にも触れています。「焚きつける」を正しく理解したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

「焚きつけるって、どういう意味?」 「焚きつけるって、どんなときに使うの?」 「言い換えるなら、どんな言葉があるの?」 このように疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。 「焚きつける」は日常的に使っていなくても、耳にしたことはある言葉ですよね。そこで、本記事では「焚きつける」について詳しく知りたい方に向けて、言葉の読み方と意味はもちろん、どんな類義語があるのか、使い方や例文もあわせて紹介しています。 この記事を読んでいただければ、「焚きつける」の正しい意味を知り、適切な使い方ができるようになります。言葉の意味を理解していなければ、相手に誤解を与えかねません。そうならないためにも、ぜひ本記事を参考にしてください。

焚きつけるの読み方と意味

焚きつけるの読み方と意味

「焚きつける」という言葉を知っていたでしょうか。「焚きつける」または「焚き付ける」は、「たきつける」と読みます。とくに難しい読み方ではないので、読み間違える方は少ないかもしれません。 「焚きつける」の意味は、「火をつけて燃やしはじめる」「人をその気にさせて、何かをさせる」です。 たとえば「けんかを焚きつける」だと、他人をその気にさせて喧嘩をさせようとする様子になります。「結婚を焚きつける」だと、煮え切らない男女をその気にさせて結婚を促す様子です。 このように「焚きつける」には、「火をつけて燃やしはじめる」「人をその気にさせて、何かをさせる」という二つの意味があります。

焚きつけるの類義語とその違いとは?

「焚きつける」には二つの意味があることを説明しました。「火をつけて燃やしはじめる」という意味の類義語としては、「点火」「着火」「くべる」などが挙げられます。 「くべる」は聞き慣れない方もいるのではないでしょうか。漢字で書くと「焼べる」になり、燃やすために火の中に入れる様子をあらわします。 また、「人をその気にさせて、何かをさせる」には、「けしかける」「そそのかす」が類義語です。また、「あおる」という言葉も挙げられます。 ここでは、これらの類義語とその違いについて説明します。「焚きつける」の意味と似た言葉は、どんなシーンやニュアンスで使うのかを見てきましょう。

「けしかける」について

「けしかける」には、「相手をおだてあげて自分の思うとおりのことをさせる」という意味があります。自分に都合が良いように行動させる様子を表す言葉です。 また、「犬などに声をかけて勢いづけ、相手を攻撃させる」意味もあります。「けしけし」という言葉を聞いたことはないでしょうか。「けし」は犬をあおり立てる時の掛け声です。「けしかける」は、犬に声をかけて相手に向かわせることを言います。

「あおるとの違い」について

「あおる」のもともとの意味は、「うちわなどで風を送る」「風を送って火の勢いを強める」です。よって、相手の競争心などを増大させる場合に使われます。 「あおり運転」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。自動車を運転しているときに極端に車間距離をつめて、前を走っている車に威圧感を与えることです。また、理由もなくパッシングや急停止をして、故意に他の車両の運転を妨害するような行為です。 つまり、「あおる」は「相手の感情を刺激して、行動をするように仕向ける」という意味です。「不安をあおる」などの使い方で用いられています。

「そそのかすとの違い」について

まず「そそのかす」の意味は、「その気になるように、勧めたりおだてたりすること」です。良い意味で使われることはほとんどありません。 「焚きつける」と違って、「そそのかす」はほとんど悪い意味で使われます。相手をおだてて、悪いほうへ誘い入れる場合などです。何か悪いことを「バレなければ大丈夫」と後押しをするのは、人をそそのかすことになります。 また、何かを催促して、早く行うように勧めるときにも使います。「そそ」とは「急かす」ということです。また「退かす」は「その場から遠ざける」ことで、この二つが合わさって「そそのかす」となっています。

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初回公開日:2022年09月08日

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