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かっこいい日本語一覧|文字数別に漢字や四字熟語・ことわざを紹介

更新日:2024年09月07日

四字熟語

皆さんはかっこいい日本語を使いこなしている人を見て、憧れた経験はありませんか?この記事では、聞いたことはあるけれど、詳しい意味や使い方はあまり知られていない言葉を紹介していきます。ぜひ習得して、日常の中で使ってみましょう!

1:勇猛果敢(ゆうもうかかん)

勇猛果敢(ゆうもうかかん)とは、勇ましくて力強く、決断力のあることを言います。 「勇猛」は何事にも恐れず勇ましいこと、「果敢」は決断力があり、思いきりがよく勇敢なことという意味があります。 「勇猛な選手」や「果敢に戦う」のように、それぞれの熟語で使うこともできます。 「上司は新しいことにも恐れず挑む勇猛果敢な人だ。」というように使います。

2:獅子奮迅(ししふんじん)

獅子奮迅(ししふんじん)とは、獅子(ライオン)が奮い立って、猛進するような激しい勢いのことを言います。また、そのような勢いで活動することを表現するときにも使われます。 「獅子」はライオンを、「奮迅」は、激しく奮い立つさまのことを表しています。 「獅子奮迅の勢いで敵に攻め込む。」というように使われます。

3:麟鳳亀竜(りんぽうきりゅう)

麟鳳亀竜(りんぽうきりゅう)とは、伝説の霊獣のことを表す四字熟語です。りんぽうきりょうとも読まれます。 伝説の霊獣とは、麒麟、鳳凰、亀、竜の四種類の生き物とされており、世の中が平和になると現われると信じられていました。 そこから転じて、非常に珍しいものや、賢者のたとえとしても使われます。

4:紫電一閃(しでんいっせん)

紫電一閃(しでんいっせん)とは研ぎ澄ました刀を一振りするときにひらめく鋭い光のことを言います。転じて、事態が急激に変化を遂げることの形容として使われる言葉です。 「紫電」は紫色の稲妻のことで、研ぎ澄まされた剣をひと振りするときに反射する鋭い光を表しています。 また、「一閃」は一瞬のひらめきのことです。 この二つの言葉が合わさり、上記のような意味になりました。 「泥沼化していたその会議は、部長の一声で紫電一閃解決した。」のように使われます。

かっこいい日本語一覧【ことわざ・フレーズ】

最後にかっこいい日本語のことわざやフレーズをご紹介します。 今回は、日常でも目にする機会の多い5つの言葉をピックアップしました。 ぜひ意味を覚えて使いこなしてくださいね。

1:青天の霹靂(せいてんのへきれき)

青天の霹靂(せいてんのへきれき)とは、急に起きる変動や大事件のことを表現するときに使います。 晴れ渡った空に突然起こる雷から転じた言葉です。 よくある間違いとして、「晴天の霹靂」があるので「青」の字に気をつけましょう。 「抽選会で旅行が当たるとは、まさに青天の霹靂だった。」というように使われます。

2:光陰矢の如し(こういんやのごとし)

光陰矢の如し(こういんやのごとし)とは、月日が過ぎるのは矢のように早いということを表すことわざです。 「光」は日を、「陰」は月をたとえており、「光陰」は年月や月日を表現しています。 また、矢を一度放つと二度と戻ってくることはないということから、その時その時を大切に過ごしなさいという教訓としても使われます。 「入社から25年も経つとは、光陰矢のごとしだ。」のように使います。

3:如くは無し(しくはなし)

如くは無し(しくはなし)とは、及ぶものはないと言いたいときに使う言葉です。 「いつ何が起こるか分からないなら、用心するに如くはなしだ。」というように使います。 「如く」は「ごとく」とも読まれ、「〇〇のように」といった意味をもつ言葉です。 「彼は寒さに震えるハムスターのごとくおびえていた。」というように使います。

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初回公開日:2022年09月07日

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