IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

かっこいい日本語一覧|文字数別に漢字や四字熟語・ことわざを紹介

更新日:2024年03月23日

四字熟語

皆さんはかっこいい日本語を使いこなしている人を見て、憧れた経験はありませんか?この記事では、聞いたことはあるけれど、詳しい意味や使い方はあまり知られていない言葉を紹介していきます。ぜひ習得して、日常の中で使ってみましょう!

蒼穹は あおあおとしている空のことを言います。 「青空」を少し難しく表現した言葉です。「青空」と似た意味で使われますが、「蒼穹」の「穹」は弓なりという意味があるため、どこまでも続くような青空を表現することができます。 「気持ちの良い蒼穹の中、飛行機が通っていった。」というように使います。気持ちの良い青い空を見たときに使うことのできる言葉です。

4:影向(ようごう)

影向はこれは、神仏が仮の姿をとって現れることをいいます。 神仏の来臨を意味する仏語です。また、姿を見せないで現われることにも使われます。 転じて、何かが現われることの洒落た言い方として使われることもあります。

5:恬淡(てんたん)

恬淡は欲が無く、物事に執着しないという意味があります。 また、そのような物に執着しないさまを表すときにも使われる言葉です。 「恬」には「落ち着いている、さっぱりしている」という意味があります。また、「淡」には「色や味が薄い、あっさりしている」という意味があります。 この二つの字が合わさり、「彼らは金銭に対して恬淡としている。」というように使われます。

6:紅蓮(ぐれん)

紅蓮は某アニメの主題歌としても目にする機会の多い言葉です。紅色の蓮の花や、燃え盛る炎の色の例えとして使われます。 また、八寒(はちかん)地獄の第7番目「紅蓮地獄」を略して紅蓮という言葉が使われることもあります。類義語には、灼熱、猛炎、猛火、炎などがあります。 ちなみに、紅蓮の花の花言葉は「愛情」です。ヒンズー教における女神ラクシュミー、その夫ヴィシュヌ神が愛情深い夫婦だったことに因んでいると言われています。

7:気焔(きえん)

気焰は燃え上がるように盛んな意気という意味があります。 議論などの場で見せる威勢のよさのことを表現するときにも使われます。 威勢の良い言葉を盛んに言う様子を表して、「気焔をあげる。」というように使われる言葉です。 また、この言葉を使う四字熟語に「気焔万丈(気炎万丈)」があります。これは、物事に対する意気込みが盛んであることを意味する言葉です。 「先ほどの会議では、気焔万丈な議論がなされた。」というように使われます。

8:幽玄(ゆうげん)

幽玄は物事の趣が奥深くはかりしれないことや、その様子を意味する言葉です。 奥が深く、言葉で言い表せないほど美しいものを表現したいときに「幽玄の美」というように使われます。 また、 気品があり、優雅なことを表すときにも使われる言葉です。

9:久遠(くおん)

久遠は長く久しいことを意味する仏語です。 現在から見て遠い過去や、遠い未来のことを意味します。 また、ある事柄がいつまでも続くことという意味もあります。「久遠に続く関係を願う。」というように、「永遠」の言い換えとして使うことができます。 久遠の類義語には、永遠、永久、永劫、恒久などがあり、対義語として、一瞬、刹那、咄嗟、瞬間などがあります。

10:逍遥(しょうよう)

最後の言葉は逍遥です。気ままにあちこちを歩き回ることという意味があります。 「逍」と「遥」は、どちらも「さまよう」という意味をもつ漢字です。この漢字が合わさることで、あちこちを歩き回るという意味を持つ熟語になります。 「山中を逍遥する。」というように使うことができます。 英単語で表すと、「roll」という言葉が逍遥にあたります。

かっこいい日本語一覧【漢字三文字】

漢字三文字のかっこいい日本語にはどんなものがあるでしょうか。 一度は耳にしたことのある言葉もあるかもしれません。 意味を覚えておけば、周囲の人から一目置かれることでしょう。

次のページ:かっこいい日本語一覧【四字熟語】
初回公開日:2022年09月07日

記載されている内容は2022年09月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

アクセスランキング