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更新日:2024年11月01日
ビジネスシーンでよく使われる「たたき台」の意味や語源をご存知でしょうか。本記事では、「たたき台」という表現の意味や正しい使い方などについて詳しく解説しています。「たたき台」について知識を得たい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
学校や家庭ではあまり耳にする機会がない言葉ですが、ビジネスシーンでよく使われる言葉の一つに「たたき台」があります。 ビジネスシーンでは当たり前のように使われるため、案外、正しい意味や語源を理解せずに使っている方もいるのではないでしょうか。 この記事では、「たたき台」の正しい意味や語源、正しい使い方について解説しています。 また、「たたき台」という表現を使用しない方がいい場面、例文とその言い換え例についても紹介しています。 この記事を読んだ後には、なんとなく分かっているようで思い違いしているかもしれない「たたき台」の正しい意味や語源について、知識を整理することができるでしょう。 そうすることで、自信をもって堂々とビジネスシーンで「たたき台」という表現やその類義語を使うようになることができ、ワンランク上のビジネスパーソンという演出も可能になります。ぜひ参考にしてください。
「たたき台」とは、「叩き台」「敲き台」とも書き、「試案」や「素案」のことで、検討のもととなるアイデアや文書、図案のことを指します。 なんとなく分かっていたかもしれませんが、これが「たたき台」の正しい意味です。 「叩く」のイメージから、「殴る」や「たたき売り」などのネガティブな意味合いを含んでいるような印象を持ってしまっているかもしれませんが、全くそんなことはありません。むしろ、「たたき台」はビジネスを進める上で大変役に立つポジティブワードなのです。 では、一体なぜ「たたき台」という言葉が「試案」や「草案」というようなポジティブな表現のことを指すようになったのかは、次に示す「語源」をたどるとよくわかります。
では、たたき台の語源とはどんなものでしょうか。 そもそも、ここでいうたたき台とは、包丁や刀などの金属製品を鍛造する(=たたく)ときに使用する台のことで、時代劇の鍛冶屋のシーンでは必ずと言ってよいほど出てきます。 それを転じて、原案や素案に様々な角度から検討という「たたき」を入れることで、ビジネスプランとして精錬していくためのもととなるものを「たたき台」と呼ぶようになりました。 そのため、ここで言う「たたき台」には、ネガティブな要素や意味合いは含まれていません。 なお、金属製品を「たたく」のは、金属成分を微細化し、一定方向に揃えることで強度が高まることが理由なのですが、同じことがビジネスプランにも当てはまりますので、世界の誇る切れ味を実現した日本刀を始めとする鍛冶文化の発達した日本には、うってつけの喩えと言えます。
「たたき台」という言葉がビジネスシーンでどのように使われるのか、例文を挙げながら見ていきましょう。 当然のことながら、これらはあくまで一例に過ぎませんが、3つの例文だけでも、様々に使えることが窺えます。
「たたき台」の例文は次のようにも言い換えることができます。
ここでは「たたき台」を『素案(純然たるアイデア)』と言い換えています。
記載されている内容は2022年08月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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