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厳封とは?言葉の意味や由来・行う際の手順や注意点も合わせて紹介

更新日:2024年10月31日

言葉の意味・例文

ビジネスシーンや就職活動などで使われる、厳封のやり方を知っておくととても便利です。この記事では、厳封とは何か、言葉の意味や由来、行う際の手順や注意点も合わせて紹介しています。気になる方や厳封をしっかり理解したい方はぜひこの記事をチェックしてみてください。

ビジネスの場合

ビジネスの場合に使われる封字は、「〆」「緘」「封」などです。 「緘」は特にあらたまった場合に用います。 「封」はビジネスシーンなどで用いられます。 「〆」は一般的な封字なのでビジネスでも使用できますが、目上の方に対するときなどは、特にあらたまった場合に用いる、「緘」を使うとよいでしょう。

私信の場合

私信の場合は、一般的な封字の「〆」以外にも、「花」「道」「幸」「春」「涼」「海」など自由に封字を用いても構いません。 女性専用ではありますが、「蕾」「莟」「つぼみ」などもあります。 「蕾」はおしゃれな封字としてよく知られていて、「まだ開いていない」という意味を、封筒の封にかけている封字です。 親しい人に出す手紙に、すてきな文字を使って封字がしてあったら、受け取る方も心が和むでしょう。 自分のお気に入りの封字をいくつか決めておくと便利です。様々なシチュエーションにあったものを使用してみましょう。

厳封書類の注意点とは?

厳封書類を作成するには、いくつかの注意点があります。 勝手な思い込みで適当に厳封書類を作成した場合、マナー違反だったり、してはいけない方法で厳封してしまったりすることがあるでしょう。 その際には、送った相手やあなたに指示をした人に迷惑をかける場合があります。 これから厳封書類の作成時の注意点について、細かく解説していきます。 厳封書類を作成するには細かくルールが決まっていることなどがありますので、しっかりと確認した上で作成しましょう。

厳封は指示されたときだけ行う

厳封は指示されたときだけ行いましょう。 自己判断で勝手に厳封はしないようにしましょう。 成績表や卒業証明など、プライベートに関わるものを第三者に送る際に、厳封はよく行われます。 その際に提出先から指示がないものを厳封すると、受け取った方の開封に手間がかかり、迷惑になる場合があります。 マナーを持ち合わせていないと判断される場合もありますので、指示されたときだけ厳封を行いましょう。

書類の発行元が厳封を行う

厳封は、書類の発行元が厳封を行いましょう。 たとえば成績表や卒業証明などの場合、それを発行した学校などが厳封を行います。 自分自身の判断で厳封を行うことはマナー違反になります。 厳封を行う際は、書類の発行元が行うのがルールとなっています。

一度開けると無効になる

厳封された書類は、一度開けると無効になってしまいます。 他の誰でもなく、書類を受けとる本人が開けるために、書類が厳封されます。 そのため、中身が気になるなどの理由で勝手に開けてしまうと無効になってしまいますので注意しましょう。 もし何か不備があって厳封したあとに開封してしまったら、新しい封筒などで厳封をもう一度行うようにしましょう。 封筒がもったいない、開封したのを気づかれたくないなどという理由で、もう一度同じ封筒を使用して、厳封しなおすということはマナー違反ですのでやめましょう。

転送する際は別の封筒に入れる

厳封された書類を転送する際は、別の封筒に入れて送りましょう。 厳封された書類に直接切手を貼って送ってはいけません。 必ず、厳封された書類を別の封筒に入れます。 その上で厳封された書類が入った別の封筒に切手を貼って送るようにしましょう。 その際には厳封された書類がどのようなものなのか、ひと言添え状に同封して送ると、相手に内容が伝わりやすくて丁寧な印象になるでしょう。

封をするときは両面テープか液体糊で閉じる

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初回公開日:2022年08月10日

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