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「盃を交わす」の意味とは?語源や使い方・例文もあわせて紹介

更新日:2024年03月21日

言葉の意味・例文

「盃を交わす」という言葉をご存じでしょうか。本記事では「盃を交わす」の意味や使い方について紹介します。また、語源や由来を解説し、具体的な場面での使い方なども紹介します。読み終わる頃には「盃を交わす」という言葉が深く理解できるでしょう。ぜひ参考にしてください。

「盃を交わす」という言葉をご存じですか。 「聞いたことはあるけど意味は知らないよ」 「知ってる。任侠映画によく出てくる儀式のことでしょ?」 このように反応は様々でしょう。 どこか固い印象を受けるこの言葉は、任侠映画で使われる言葉であることも間違ってはいません。しかし、調べてみると私たちにとって意外に身近な言葉だということが分かるのです。 本記事では、この「盃を交わす」という言葉について、意味や読みを紹介します。また、語源や由来、類語や対義語など、多角的な視点で解説し、具体的な場面での使用例も紹介します。 本記事を読めば「盃を交わす」という言葉をより深く理解できるでしょう。 ぜひ、本記事を活用して、新たな知識の扉を開いてください。

「盃を交わす」の意味・読み方

「盃を交わす」の意味・読み方

「盃を交わす」と書いて「さかずきをかわす」と読みます。「相手と親交や信頼を深めるために酒を飲み交わす」という意味です。 また、「重要な約束を守るために、盃を交わして酒を飲むこと」という意味でも使われます。

「盃を交わす」の語源・由来

「盃を交わす」というのは、「式三献(しきさんこん・しきさんごん)」からきています。 式三献とは酒宴の作法の1つです。 これは、客をもてなす宴会で神仏に供え物をする時に、酒を勧めて乾杯することを3度繰り返すことで、酒宴の作法でも、特に儀礼的なものです。

「盃を交わす」の使い方・例文

「盃を交わす」は「相手と重要な約束事をする」「相手と強い信頼関係を作る」といった場面で使います。また、現在では形式的に使うことも多いです。 以下では、場面ごとの使い方を例文と共に紹介します。

結婚式などお祝いの席で使う場合

結婚式など祝いの席では「お互いに相手を裏切らない」「2人で末永く生涯を共にする」「子孫繫栄」という約束や願いの儀式として、「盃を交わす」を使います。

例文
  • 新郎新婦が盃を交わして夫婦の契りを結んだ。

仕事などの飲み会の席で使う場合

飲み会の席には色んな状況がありますが、どの場面でも「盃を交わす」は使います。 例えば、仕事の接待なら、取引先と今後も協力していくことを話し合うときに使います。 また、仕事仲間との飲み会なら、互いの信頼を深める意味で使います。

例文
  • お互いの今後の発展のために盃を交わす。
  • 新しくチームになった社員同士で盃を交わして親睦を深めた。

契りを交わす際に使う場合

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初回公開日:2022年08月03日

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