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ままあるの意味・漢字と使い方・例文|言い換えや多々あるとの違い

更新日:2024年10月13日

言葉の意味・例文

本記事では、間違って理解されていることも多い「ままある」について、その意味や使い方、類語表現などをご紹介していきます。「ままある」には似た言葉も多く、誤った使い方も見受けられます。コミュニケーションをより正しく、円滑に行いたい方にぜひおすすめしたい内容です。

頻度が「少ない」よりも「さらに少ない」、という際に使うのが「ないことはない」や「まれにある」という表現です。全くないわけではないがほとんどない、という意味です。頻度がかなり少ないことから、「ままある」と置き換えることはあまりないかもしれません。 「ないことはない」と「まれにある」は表す頻度としては同じですが、「ない」ことを強調するか、「ある」ことを強調するかによって使い分けるといいでしょう。

「ままある」の同音異義語

同音異義語とは「読み(発音)は同じでも意味が異なる言葉」のことです。「ままある」にはいくつかの同音異義語がありますので、説明していきます。「ままある」を間違って使ってしまっている方は、以下に示す言葉と混同していることが多いと思います。

「儘ある」と表記するのは誤り

「ままある」を「儘ある」と表記するのは誤りです。「まま」を変換すると「儘」が出てきますが、「儘ある」という言葉は存在しません。 「儘」は「なりゆきに任せるようす」や「思うとおり」を意味する言葉です。「我が儘(わがまま)」が代表的な例です。「ままある」を誤って「儘ある」と表記しないよう注意しましょう。

「まあまあある」との違い

「ままある」と似た言葉として、「まあまあある」という表現も存在します。発音も似ているので、「ままある」を「まあまあある」と混同している方も多いと思いますが、別の言葉です。 「まあまあ」は「ある一定の」という程度を表す言葉です。「ままある」と意味も非常に似ていますが、全く別の言葉であることに注意しましょう。

「ままある」の英語表現

「ままある」の英語表現について、説明していきます。 「ままある」を英語に置き換えるとき、候補となる言葉はいくつも出てきます。理由は「ままある」が使われる状況によって、いくつかの解釈が可能になってしまうからです。 以下にいくつかの例をご紹介しますが、実際に英文を作る場合は「ままある」の頻度がどの程度なのかをしっかり確認してから言葉を選択しましょう。

sometimes・occasionally

「ままある」は先述したように、「時々ある、たまにある」という意味です。したがって、英語にすると「sometimes」や「occasionally」と表すことができます。 「sometimes」も「occasionally」も副詞です。主語の後やbe動詞の後に入れましょう。

frequent

「frequent」は「度々の、頻繁な」という意味の形容詞です。「頻繁にあること」は「frequent occurrence」と表します。「頻繁に」という副詞として使いたい場合は「frequently」という形にしましょう。

ままあるの意味・使い方を正しく理解して状況に応じて使おう

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初回公開日:2022年07月23日

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