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「ワンコール」の意味と使い方の例文|類語や語源・英語表現も解説

更新日:2024年02月09日

言葉の意味・例文

電話への着信がすぐに切れる、ワンコールの意味や目的についてご存知でしょうか。本記事ではワンコールの意味と目的、類語、迷惑に感じるワンコールへの対策などをご紹介します。ワンコールに困っている人は、この記事を是非チェックしてみて下さい。

ワン切りは、「呼び出し1回鳴らして切る」を省略した言葉です。 意味としては、ワンコールの「呼び出し1回鳴らして切る」と同じです。 ワン切りは、不在着信を残して折り返し電話させ、海外などに繋いで高額の利用料を請求する詐欺の手口を指すことがあります。

ワンコール切り

ワンコール切りは、「ワンコール+切り」を繋げた言葉です。 意味としてはワンコールの「呼び出し1回鳴らして切る」と同じで、「呼び出し1回鳴らす」を直訳したワンコールと「電話を切る」を繋げて、ワンコール切りという直観的な表現といえます。

ワンプチ

ワンプチは、「呼び出しを1回ならして、プチッと電話を切る」に由来する言葉です。 意味としては、ワンコールの「呼び出し1回鳴らして切る」と同じで、若者が電話番号の交換ときに「ワンプチして」と言ったりします。

「ワンコール」の目的

ワンコールには色々な目的や意味があります。 相手がどのような目的で、ワンコールしてきたのかを知ることによって、不在着信への対応方法や、対策を取る必要あるのかを判断する参考にしてください。

  • 電話番号を教える
  • 相手に通話料を負担してもらう
  • 呼び出し音を暗号にしている
  • 折り返し電話をさせる詐欺の手口
  • 送ったメッセージに気付かせる
  • 間違えて電話し途中でやめた
  • 着信履歴を残す
  • 嫌がらせ

電話番号を教える

相手に電話番号を伝えるためにワンコールすることがあります。 自分が発信した電話で、相手に着信があれば、お互いに電話番号が発信履歴と着信履歴に残るので間違えずに電話帳に登録できます。

相手に通話料を負担してもらう

通話料は電話をかけた方に請求されます。 相手に折り返し電話をかけてもらうために、ワンコールすることがあります。 携帯電話の契約プランによって付与される無料通話が異なるため、子供が親に連絡する時にワンコールして、親が電話をかけ直す使われ方をしていたのです。

呼び出し音を暗号にしている

呼び出し回数などで、メッセージを伝える為にワンコールをすることがあります。 今のように、メッセージツールが一般的でなかった頃は、海外出張に行く際は通話料がかからないワンコールで「出国」や「到着」を報告していた会社もあったそうです。

折返し電話をさせる詐欺の手口

ワンコールした電話番号に折り返し電話をかけさせて、高額な利用料を請求する詐欺があります。 特殊なプログラムで、無作為にワンコールをして、折り返し電話をかけ直してきた相手に対して、アダルトサイトに登録されたなどと口実をつけて利用料を請求するという手口です。

送ったメッセージに気付かせる

スマホに送ったメッセージが、気付いてもらえない時に、ワンコールしてスマホを確認してもらう目的です。 緊急で確認して欲しいメッセージに、気付いてもらうためにワンコールをします。

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初回公開日:2022年02月24日

記載されている内容は2022年11月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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