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「謝意」の意味や使い方を解説!例文や類語・言い換え表現も紹介

更新日:2024年06月16日

言葉の意味・例文

謝意に含まれる正反対の意味や、正しい使い方を詳しく解説しています。謝意の類語を確認し、語彙力の向上も可能です。謝意を使った例文や、言い換え表現に使える言葉も紹介します。「謝意を示す」の正しい英語表現も、合わせて確認していきましょう。

「謝意」の意味や使い方を知っておこう

「謝意」とは、お礼とおわびの両方の意味を併せ持つ言葉です。ビジネスでもプライベートでも、さまざまな場面で謝意は使われています。しかし、多くの方が謝意の意味を漠然としか把握していないでしょう。 例えば、謝意という言葉には、「お礼の意味しかない」と勘違いしている方がいます。逆に、「おわびの表現にしか使えない」と覚えている方もいますが、それも誤りです。 謝意の意味と合わせて、類語についても確認していきましょう。例文で正しい使い方を理解し、柔軟な語彙力を身につけてください。

「謝意」とは?

謝意の使い方を覚える前に、正しい意味を確認していきましょう。また、言葉の成り立ちを理解することで、意味を覚えやすくなります。謝意の由来についても、合わせて覚えてみてください。

「謝意」の由来

謝意という言葉は、「謝」と「意」という2文字から出来ています。謝の書き方は、「言(ごんべん)」に「射」です。 「言」は、神様に誓いを立てる儀式の様子からできており、「ちかい・ことば」という意味があります。「射」は、弓に矢をつがえている様子からできており、意味は「弓を射る」です。転じて「放つ」という意味もあります。 「謝」は、「言葉を放つ」という意味を持つ漢字として成り立ちました。また、「礼を述べる」や、「あやまる」という意味を持ちます。「捨(しゃ)」と読み方が同じという理由から、「捨てる」という意味も持ちました。 「意」という漢字は、「音(ことば)」では表せない「心」と書きます。なお、「音」とは神様が言葉を発さず物音で返事する様子から、「ことば」という意味を持ちました。 「意」には、言葉では表せない「きもち」という意味があります。つまり、謝意の根本には、「気持ちのこもった言葉を言う」という意味があるということです。

「謝意」の意味

謝意には、主に2つの意味があります。相手に対しお礼をする気持ちと、おわびをする気持ちという意味です。1つの言葉で正反対の2つの意味を持つため、誤って覚えやすい言葉でもあります。 どちらの意味で使っているのか相手に正しく伝えるためにも、前後の文脈が大切です。謝意という言葉を使うことで、丁寧な印象を相手に与えられます。上手に活用して、円滑なコミュニケーションを図ってみましょう。

「謝意」の使い方と例文

謝意の正しい使い方をもとに、正反対の使い方をしている例文を紹介していきます。それぞれの例文を見比べ、与える印象の違いを確認していきましょう。使い方が理解できると、日常生活で自然に使えるようになります。

「謝意」の使い方

謝意という言葉のみでは、お礼とおわびのどちらを伝えたいのか分かりません。例えば、「謝意を込めた贈り物」の場合、感謝とも謝罪ともとれてしまいます。 「お世話になった先生へ」とすれば、感謝の気持ちで贈り物をしている事が伝わります。また、「ご迷惑をおかけした先輩へ」とすれば、伝わる意味合いは謝罪と感謝の両方の気持ちです。 このように、謝意を示す相手を明確にするように心掛けてください。謝意を伝える相手へ、正しく意味を伝えることが重要です。以上のことを頭に入れて、次項の例文を確認していきましょう。

例文①感謝する場合

感謝を伝える場合には、「街頭募金の協力者に、謝意を示した。」と使うことが適切です。もしくは、「先生のお心遣いに、謝意を申し上げます。」のように使いましょう。 謝意の意味が感謝であることを正確に伝えることが重要です。誰に対する感謝の気持ちであるかを文章に加えると、より明確に伝わります。 また、「ご厚情に、心からの謝意を表明いたします。」というような文章も覚えておくと良いでしょう。ご厚情とは、深い思いやりという意味があります。この言葉が使うことで、感謝の気持ちを伝えることができます。

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初回公開日:2022年03月30日

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