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【株式会社フューチャーゲート】社員のキャリアを考え、長く働くことができる環境づくりを

更新日:2024年01月05日

インタビュー記事

フューチャーゲートは65歳延長雇用が終了になっても会社への貢献ができると判断し、本人も働く意思があり、健康状態が問題無ければ70歳であっても雇用し続ける環境作りを目指したい。エンジニア出身ならではの発想で考える社員の未来について、田代政義社長にお伺いしました。

【株式会社フューチャーゲート】社員のキャリアを考え、長く働くことができる環境づくりを

社員のキャリアを重要視した会社を作っていきたい

社員のキャリアを重要視した会社を作っていきたい

―御社を設立したのは、どのような理由や思いがあってのことだったのですか。

田代:私はもともとアプリケーションエンジニアとして従事してきました。その当時働いていた会社では100%受託開発だったので経験年数の割には上流工程に携わったり、業界を特化していたので業務知識も覚える事が出来ました。 そして起業後にIT系専門学校で失業者向けの職業訓練のキャリア支援、就職支援を行っていましたが、リーマンショックの時に定員の1/3がIT系のエンジニアで会社から解雇を受けたり、倒産したことにより職業訓練へ来る方も数多かったと記憶しています。ただその方々のキャリアをレビューするとその当時のマーケット、年齢に合ったスキルでなかったのです。 その後新卒のキャリアセンターの責任者などにも携わり新卒の求人等で、会社の経営者、人事の方といろいろお話しする機会があり、リーマンショックのときに多くのエンジニアを放出しておきながらキャリア、教育を重視している会社はほぼ無かったのです。そこで人材を採用すると決めた時にキャリアを重要視する会社を作っていきたいと考えました。

―エンジニアの将来設計まで考えてくれる会社が少なかった中で、そういう会社を作ろうとされたのですね。

田代:現在のIT業界(SES)では60歳を越えて現場で仕事をすることは余程特化したスキルが無ければ厳しく、それまでにエンジニアとしてのテクニカルを習得するのも大切ですが、60歳以降戦力となる為のスキル、例えば経営、マネジメント、営業、インストラクターなど今までの経験+新しいキャリアを付加する事を考えています。

―主婦のお話が出ましたが、「SAKURA Gate」の設立にはどのようなお考えがあったのですか。

田代:例えばまだ小さいお子さんをお持ちの女性社員が家庭と仕事の両立で悩んでいた時、上司が男性であれば相談しやすいでしょうか?逆に男性社員の部下である女性社員から家庭と仕事の両立の相談があった場合、理解が出来るでしょうか? 同じグループ内に同じ境遇の女性がいればそのような事なども相談しやすい。切磋琢磨、刺激にもなります。そんな理由から設立をしました。今は社員の半数がSAKURA Gate所属で今後は女性社員の採用を活発に行っていきたいと考えております。

※SAKURA Gate:2018年に設立した女性の働きやすさを追求した部署。現在、社員の約半数が女性で構成されている。

社員のキャリアを重要視した会社を作っていきたい

失敗してもいいからどんどん『出る杭』になってほしい

―会社を経営するうえで一番大切にしていることを教えてください。

田代:やはり社員のキャリアですね。弊社に転職を決意し来てくれた社員のみんな、その社員を取り巻く家族の方々には感謝しなければいけないですし、将来まで安心して会社に勤めてもらえるような環境を作っていきたいと考えています。

―社員のキャリアを重視されて、しっかりとサポートされているのですね。

田代:そうです。サポートとはまた違う見方でいうと、組織の中では『出る杭は打たれる』といいますよね。でも、私は社員にどんどん『出る杭』になってくれといっています。極端な話をいってしまうと、出る杭が出てきた中で事業が成り立つのであれば会社を作ってもいいのかなと、その事業を渡してもいいのかなということも含めて考えています。 たとえば60歳以上でそういった能力があるのであれば、そういうこともあるだろうし、もっと違う見方をすれば、20代でそういった意識を持った人間がいるのであれば、どんどん任せていきたいなと考えています。

―『出る杭』だからこそ発揮される能力や魅力を御社の中で生かして、活躍してほしいということですね。

田代:自分が良いと思ったら、社内外問わず失敗してもいいからどんどんやってほしいといっています。 自分の年齢とか能力を気にしないで、失敗してもいいからやってもいいんじゃないかという考えです。

―とかく会社の中では失敗を抑えようとしがちですが、チャレンジすることを勧めているのですね。

田代:そうです。失敗して、また同じような失敗をするのは問題でしょうが、チャレンジに失敗はつきものだと思っていますから、どんどんやっていってもいいのかなと考えています。

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初回公開日:2020年01月18日

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