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まつわるの意味4つ|例文5選と類義語4選でわかりやすく使い方を紹介

更新日:2024年03月26日

言葉の意味・例文

あなたは「まつわる」という言葉を使ったことがありますか。使ったことのある人は少ないはずです。「まつわる」は使い方次第で、良い意味にも良くない意味にもなる言葉です。普段使わない言葉だからこそ、漢字・意味をしっかりと理解して、上手に使いこなしましょう。

まつわるとは

あなたは「まつわる」という言葉を使ったことがありますか。ほとんどの人が使ったことがないと答えるでしょう。 「まつわる」は日常生活で登場することがほとんどなく、使われる頻度の低い漢字です。 今回は「まつわる」の漢字、意味、例文、類義語のご紹介をします。なじみのない言葉を覚えるのは難しいことですが、普段使わない言葉だからこそ、意味をしっかりと理解して使いこなしましょう。

漢字

まつわるの漢字は「纏わる」と書きます。 日常生活ではあまりお目にかかることのない漢字です。書ける人は少ないのではないでしょうか。しかし「まつわる」という言葉自体は見聞きすることもあるはずです。普段の生活の中では登場することの少ない言葉ですが、書籍などでは意外と多く使われている言葉です。 言えるだけではなく、読めて書けるようになっておくと、周囲から一目置かれること間違いなしです。

語源由来

「纏」は形声文字になります。 「より糸」の象形と「屋根の象形と区画された耕地」の象形と「2つに分れているもの」の象形と「土地の神を祭る為に柱状に固めた土」の象形から「糸を帯びる」「まとう」を意味する「纏」という漢字が成り立ちました。 画数は21画、部首は「糸偏」となっており、音読みは「テン」「デン」、名づけの場合には「まき」「まとむ」と読むこともできます。

江戸時代の火消しが使う纏(まとい)

纏(まとい)とは、江戸時代に町火消しの各組が使っていた旗印の一種です。 各組により柄などが違っていたようです。上部に組を示す頭があり、手に持って振り上げたり回転させると踊るような作りになっています。重量が20kg前後とかなり重いものでした。大岡越前守が町火消にも纏を持たせ士気の高揚を図ったとも言われています。 組のうちで体力があり、威勢の良かったものが「纏持ち」に任命されていました。現場で纏持ちは風下の屋根の上にあがり、纏を振り、消火活動の目印としていました。 纏持ちの上がった家が焼ければ纏も纏持ちと一緒に燃えてしまうので、「纏を焼くな」とみんなが必死に消火活動にあたったと言われています。

まつわるの意味4つ

ここからは「まつわる」の意味をご紹介します。 「まつわる」は使い方次第では、良い意味にも良くない意味にもなる言葉です。 謝った使い方をすると、相手を不快な思いにさせてしまう可能性があります。使い方を間違えないためにも、しっかりと意味を理解しましょう。

まつわるの意味1:からみつく

「まつわる」のひとつ目の意味は「からみつく」になります。 からみつくとは物のまわりに巻きつく、まといつく、まつわりつくなどといった意味です。そのほかにも、無理なことを言って、言いがかりをつけるという意味もあります。 あまり良い意味の言葉ではないので、間違った使い方をしてしまうと大変なことになりかねません。意味をしっかりと理解して、使い方を間違えてしまわないように気を付けましょう。

まつわるの意味2:つきまとう・ついてはなれない

次のページ:まつわるを使った例文5選
初回公開日:2019年10月17日

記載されている内容は2019年10月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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