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「▲」はどんな意味?シーン別で知っておきたい「▲」記号の4つの使われ方

更新日:2024年11月05日

雑学・歴史

決算書類や株価、競馬新聞を見ている時に目にする▲という記号を気になったことはありませんか?この▲という記号も、△と同じようにマイナスを意味することがほとんどです。使い方や意味など、▲を用いる状況や媒体をいくつかピックアップしてみました。

決算書で見かける「▲」

決算書類や株価表示などで見かける▲の意味を知っていますか?書類によって違いは出てきますが、マイナスを意味する記号として使われています。 同じような意味で使われる△を白三角と呼ぶのに対し、黒三角と呼ばれているのが▲です。表を作成する時に使用するエクセル内の「セル書式設定」からも分かるとおり、-・△・▲は同じ意味で使用されています。 数字の前に▲がついている場合には、マイナスと考えて良いでしょう。

中見出し:会計上の「▲」

会計上で数字に▲がついている場合には、赤字・マイナスを意味します。数字の前に何もついていなければ、黒字・プラスという意味です。 また会計書類によっては△を前年比プラス、▲を赤字に使い分ける場合があります。書類内に△または▲だけ使用されている時と、両方使用されている時とでは数字が意味する内容が変わってくるので、注意が必要です。 会計書類だけではなく、簿記上でも同じような意味で▲が使用されます。

中見出し:株価での「▲」

毎日変動する株価にも▲の記号が用いられます。株価で表記される際に使われる▲は、前日比と比べて株価が下がっているという意味です。 ▲が株価下落で使われている際には、△は株価が上昇している意味で使われます。新聞によっては△を上昇・▼を下落と表示しているため注釈を確認しながらチェックしましょう。 カラフルに表記できるインターネット上の株価情報では、△の色塗りを青塗り・赤塗にすることで分かりやすくしています。

「▲」の表す4つの意味

決算書や株取引、競馬などで使われる▲の意味をさらに詳しくみていきましょう。 日本において決算書類や株価の表示で「-(マイナス)」記号が使われることは少ないです。それはマイナスが、書き換えがされやすいことや印字ミスと間違われやすいことなどが理由としてあげられます。 外部にも明確に伝えるための工夫のために、用いれられた記号た記号が日本において定着しているようです。

「▲」の表す意味1:決算書での「▲」の意味

金融機関や株主などに会社経営の状態を開示するために必要となる決算書類にも▲は用いられています。 数字の前に▲が用いられている場合には、マイナスを意味します。決算書類には会社の利益を記載するため、▲がついていると赤字です。 使われている記号がひとつであれば、△もしくは▲が赤字となります。両方使われていれば、△が黒字、▲が赤字という意味です。

「▲」の表す意味2:株取引での「▲」の意味

変動が激しい株価はいかに見やすく、日々の増減がわかりやすいかが大切となります。株価において▲が用いられている場合には、前日の終値と比べて下がっていることを意味します。 しかし媒体によっては、表記の方法はさまざまです。企業の前日終値をひとつひとつチェックするよりも、ぱっと見た印象の株の動きがわかりやすいように工夫されています。 そのため▲に変わり、▼を同じ意味として使う媒体もあります。

「▲」の表す意味3:表やグラフでの「▲」の意味

時間の経過と共に変わる推移や比較をわかりやすく伝えるために使用されるのが、表やグラフです。表やグラフで数字の推移を表したい時に使われる▲も、マイナスを意味します。 目標とする営業利益に比べてどのくらいマイナスをしているのか、前年の売上と比べてどのくらいマイナスをしているのかなど、表やグラフと付随して詳しく数字に表す時に用いられます。 表やグラフに注記があれば、その意味に従います。

「▲」の表す意味4:競馬での「▲」

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初回公開日:2019年10月08日

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