
贈答品を経費で計上できる?勘定科目の仕訳や気を付けることを解説
取引先や従業員に贈答品を贈った場合は、経費に計上できるのでしょうか。本記事では贈答品やプレゼントの勘定科目や経費で計上す...
更新日:2025年03月05日
虚礼廃止により、年賀状やお中元・お歳暮といった風習をなくす企業が増えています。虚礼廃止の実践により、業務の効率化や経費の削減も実現できます。ここでは、虚礼廃止のメリットや実践している企業事例、実践する際の案内文例などをご紹介します。
虚礼廃止は企業だけではなく、町内会や個人の間でも広がっています。 「昔から続いている習慣をやめるのは失礼にあたるのではないか」「人間関係に亀裂が入るのではないか」と考える人もいるでしょう。 年賀状やお中元・お歳暮は、本来は人間関係を円滑にするために行われてきたものです。しかし、「虚礼」となってしまっている以上、本来の意味は失われています。 虚礼廃止をすることによって、かえって人間関係が円滑になるのです。
虚礼廃止とは、心のこもらない形式だけの儀礼を廃止することです。 虚礼には、年賀状やお中元・お歳暮、バレンタインデーの義理チョコなどが該当します。 本来なら日頃の感謝を表す儀礼ですが、習慣化してしまうと目的を失い、義務的にやり取りするようになってしまいます。 虚礼廃止はそのような意味のないやり取りを止める動きです。
ずっと続いてきた習慣を取り止めるのは勇気がいることですが、虚礼廃止にはさまざまなメリットがあります。 すでに形式だけになってしまっているのなら、廃止しても大きな影響はありません。むしろ、やり取りする人たちの間には大きな負担が生じてしまっています。虚礼廃止をすれば、その負担を取り除けます。 虚礼廃止によるメリットをご紹介します。
虚礼廃止により、儀礼に費やす経費と時間を削減できます。 たとえば取引先間での年賀状を廃止した場合、年賀はがき代や印刷コストを削減できます。 また、年賀はがき送付のリスト作成や印刷の手配といった業務がなくなることにより、年賀状担当者はほかの業務に取り組めます。 何かと忙しい12月に業務が一つなくなるというのは、企業にも従業員にもメリットがあります。
虚礼廃止により、ハラスメントの防止ができます。 部下から上司にお中元やお歳暮を贈ると、部下の間で贈り物に金額の差が生まれます。もし上司が贈られた品物の金額で部下の扱いに差をつけたら、ハラスメントになります。 また、「部長クラスには○○円以上の品物を贈らなければならない」といった暗黙のルールも生まれ、若い社員には金銭的な負担になります。 虚礼廃止をすれば、ハラスメントの防止になり、余計な気遣いもなくなります。
社内には、虚礼となっている儀礼が数多くあります。それらを洗い出し、事前に虚礼廃止のアナウンスをしましょう。 「やりたくない人はその個人がやらなければいい」というスタンスでは、人間関係に亀裂が入ったりハラスメントが発生したりします。 全社的にアナウンスをし、虚礼廃止をすればそのような問題は発生しません。社内での具体的な虚礼廃止例をご紹介します。
虚礼としてもっとも例に上がりやすいのが年賀状です。近年では新年の挨拶をメールやLINEで済ませる人も多く、プライベートでは年賀状を出さない人も増えています。 年賀状を廃止すれば、プライベートな時間とお金を削って年賀状の準備をする必要がなくなります。年賀状を誰に送るのか、送っていない上司から年賀状が来てしまったらどうしようという気苦労もなくなります。
バレンタイン・ホワイトデーは本来愛の告白のためにあり、形式的に義理チョコを配る日ではありません。 バレンタインデーを廃止すれば、女性社員同士で費用を集め、チョコレートを用意し、男性社員に配るという手間がなくなります。 バレンタインデーがなくなれば必然的にホワイトデーもなくなります。もらったチョコレートに見あった、またはそれ以上のお返しをしなければならない負担がなくなります。
記載されている内容は2019年10月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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