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【業界研究】スポーツ用品業界の現状・動向・課題について

就活の業界・企業研究

就活を始めたみなさんは、応募する会社の業界研究はしっかり行えているでしょうか。業界研究を怠ると、入社後にイメージのギャップが埋められず、苦労する方が多いようです。

「自社商品をもっと色々な人に使ってもらうために商品を販売するのか」 「新しい商品を開発するために企画やデザインを考えたいのか」 「そのような商品を製造する現場で働きたいのか」 メーカーには様々な部門があるので、どの業界でも言えることですがご自身がどのような仕事をしたいのか、仕事内容を見極める必要があります。

スポーツ用品専門店の場合は、メーカーで作られた商品をいかに消費者に購入してもらうか、ということが一番大きな仕事になります。店舗でたくさんのお客様に商品を売るために、メーカーごとの特色を出したり、購買意欲を高めるようなディスプレイをしたり、様々な工夫をして営業活動をしています。

スポーツ用品専門店には様々なスポーツをする人達が来店するので、直接ユーザーの生の声を聞くことができます。売れる商品と売れない商品の特徴や、ユーザーの興味関心、最新動向などの情報を集めることができるので、それをメーカーに伝えて、より売れる商品にするための改善要求なども行っています。

業界シェア上位3社

スポーツ用品業界のシェア上位は、以下のようになっています。

1:アシックス 35.8% 2:ミズノ 19.9% 3:デサント 11.9%

やはり知名度の高いアシックスが高シェアを獲得しています。 売上高も約4000億円と、他のメーカーと比較すると頭一つ抜けている存在になっています。

上記は国内だけのシェアですが、世界シェアで見てみるとこのようになります。

1:ナイキ 2:アディダス 3:ザ・ノース・フェイス

世界のシェア上位3社は、全てアメリカのメーカーで独占状態となります。日本が誇るアシックスも高シェアを獲得しています。

ナイキは約3兆5000億円もの売上があります。アシックスは約4000億円にとどまっています。世界シェアの上位に入っていたとしても、ナイキとは差があると言えるでしょう。

平均年収一覧上位3社

スポーツ用品業界の平均年収上位は以下の通りとなっています。

1:シマノ 813万円 2:ダンロップスポーツ 689万円 3:アシックス 674万円

こちらを見て少し驚かれる方が多いのではないでしょうか。シマノは釣り具のメーカーになりますが、シェアはランク外なのに、年収はダントツで高くなっています。

釣りというのは立派なスポーツの1種で、海外では釣った魚の大きさを競ったりする様々な大会が開催されています。その大会で優勝するとかなりの額をもらえるので、釣りをプロの仕事として生活している人も多くいます。

釣り具の竿やリールは、ピンからキリまで様々なラインナップがありますが、凝れば凝るほど高価なものが必要になったり、欲しくなるスポーツです。そのため、一度ウェアを揃えてしまえば当分買い足す必要のないフィットネスなどとは異なり、商品の販売単価が高い分、労働者の給料も高く設定されています。

また、ダンロップスポーツもあまり耳にしない方が多いのではないでしょうか。ダンロップスポーツは、主にゴルフやテニスの用品を販売しています。

ゴルフやテニスは競技人口が減ってきているとは言え、根強いファンやプレーヤーがいるので、関連商品は売れ続けています。ゴルフはお金の掛かる代表的なスポーツとも言えますが、釣りと同様で凝るほどに高価な用品が欲しくなります。よって、シマノと同じように労働者の年収が高く設定されています。

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