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【業界研究】マスコミ業界の現状・動向・課題について

更新日:2024年11月11日

業界・企業研究

マスコミとは、Mass Communicationの略語になります。マスは「大衆・大量」で、コミュニケーションは「伝達」です。

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業界の現状

マスコミとは、Mass Communicationの略語になります。マスは「大衆・大量」で、コミュニケーションは「伝達」です。

マスコミ業界とよく言われますが、マスコミという職業は実際には存在しません。何らかの媒体を通じて情報を発信すれば、それがマスコミになるからです。媒体とはメディアとも言い、一般的には新聞、放送、出版のことを指します。また、これらのメディアに広告を出す広告代理店もマスコミ業界として扱われることが多いようです。

つまり、新聞、放送、出版、広告といった仕事はすべてマスコミであり、それらの業界の総称がマスコミ業界になるのです。

基本情報

  • 市場規模:13兆7357億円
  • 労働者数:75588人
  • 平均年齢:39.7歳
  • 平均勤続年数:12.2年
  • 平均年収:868万円

また、新聞業界、放送業界、出版業界、広告業界の個別のデータをまとめました。

  • 市場規模:1兆8266億円
  • 労働者数:42676人
  • 平均年齢:38.8歳
  • 平均勤続年数:13.8年
  • 823万円

  • 市場規模:3兆9339億円
  • 労働者数:8980人
  • 平均年齢:42.6歳
  • 平均勤続年数:13.4年
  • 平均年収:1139万円

  • 市場規模:1兆8042億円
  • 労働者数:8638人
  • 平均年齢:42.4歳
  • 平均勤続年数:13.4年
  • 平均年収:771万円

  • 市場規模:6兆1710億円
  • 労働者数:15294人
  • 平均年齢:35.0歳
  • 平均勤続年数:8.2年
  • 平均年収:739万円

マスコミ業界のなかでとくに目を引くのは、やはり放送業界の平均年収1139万円という数字です。後述する平均年収上位3位もそうですが、この業界は給与水準が他の業界と違っています。

これは、放送業界がそれだけ力を持っている(持っていた)ということを意味しています。つまり、長いあいだ、最強のメディアとして君臨していたのがテレビなのです。今は力に陰りが見えてしまっていますが、この給与水準はその時代の名残とも言えるのです。

仕事内容

政治、経済、国際問題、社会、生活、教育、文化、スポーツといった生活に関係するあらゆる分野を対象として記事を作るのが主な仕事になります。取材や編集という仕事だけではなく、紙面に掲載する広告を販売する営業もなくてはならない存在です。

放送業界の仕事は、NHKや地上波民放キー局を中心に、制作会社と協力しながら放送番組を作っていくことが主になります。放送局の仕事は制作、報道、編成、営業などに分かれており、衛星放送などのイベントの仕事も増える傾向にあります。

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