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【業界研究】航空業界の現状・動向・課題について

更新日:2024年11月10日

業界・企業研究

2015年1月、航空会社スカイマークエアラインズが民事再生法の適用を申請し、経営破綻しました。

業界の今後の将来性

航空業界全体の市場は伸びると予想されるものの…

航空業界は、ANAとJALを中心として、その多くが業績を伸ばしています。そして、前述した通り、今後数十年にわたって、世界全体での航空需要は右肩上がりで上昇するとも言われています。

しかし、日本の人口が減っていることを考えると、国内線で収益を増やすのは難しくなるため、今後は、国際線でとくに航空需要の大きいアジア各国の旅客をいかに呼び込めるかにかかっています。

対するLCCも参入障壁が下がったうえ、低コスト運営を強いられるので当面は厳しい経営が続くことが予想されます。国内LLCでこれまでに黒字化したのはピーチだけという事実がそれを示しています。整備にかかる経費や着陸料などの固定費が下げられるかどうかが発展の鍵となりそうです。

航空業界全体の市場は伸びると予想されるものの、各航空会社間の競争はさらに激化する見通しとなっています。

業界研究本

日本経済新聞社の記者が徹底取材をして、日本の180業界の最新動向や課題、将来の見通しを解説しています。

企業間の相関図、企業・製品のシェア、業界のトレンドを示す表やグラフがビジュアライズされており、業界のことが一目でわかるようになっています。業界研究をするにはまず目を通しておきたい1冊です。

国内の全上場企業の業績予想を中心に、所在地から財務情報まで、会社のことを知るのに欠かせない情報をまとめたハンドブックです。就職活動における業界研究から、株式投資といったビジネスユースに至るまで幅広く使えるのがの理由です。

産学社「産業と会社研究シリーズ」のトラベル・航空編になります。旅行業界と航空業界という2つの業界について書かれているので、それぞれの業界の情報は少なくなりますが、基本的なポイントはおさえてありますので、就職活動における業界研究にも役に立つ1冊となっています。

業界研究をすれば、就活の戦い方がわかる

いかがでしたでしょうか。

この記事だけでも、業界の展望や各企業の力関係など、様々な発見があったかと思います。業界研究をせずに企業だけを調べても、業界全体の流れがわからず、狭い視野での企業研究になってしまいます。

自分の志望する業界は、かなりの時間を割いてでも研究するべきでしょう。

しかし、会社説明会・Webテスト・ESなど、就活生は時間がないことでよく知られています。就活サイトにいくつも登録し、別々のアプリで管理している方がほとんどでしょう。別々の就活サイトで説明会が被ってしまったり、説明会の予定を忘れてしまったり、という悩みもよく耳にします。

そんな、「時間がなく、スケジュール管理に苦労している」就活生にしたいのがイッカツというサービス。

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