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【業界研究】リサイクル業界の現状・動向・課題について

更新日:2024年11月09日

業界・企業研究

日本にリサイクルショップが生まれたのは、1970年代といわれています。

電化製品、家具

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リサイクル業界が成長を続けている要因としては、以下の5点が考えられます。

  • 店舗がチェーン店化して利用しやすくなっていること
  • 消費が多様化し、中古商品への抵抗感が低下したこと
  • 単純に、ものが余っているということ
  • インターネットショッピングの普及により、さらにリサイクルショップを利用しやすくなっていること
  • 消費者や企業のリサイクル意識が高まっていること

基本情報

  • 市場規模:3,935億
  • 労働者数:3,582人
  • 平均年齢:34.1歳
  • 平均勤続年数:6.2年
  • 平均年収:421万円

市場規模の小ささや勤続年数の短さが、リサイクル業界がまだ生まれて間もない未成熟の業界であることを示しています。ただ、市場規模が小さいと言っても、この業界は右肩上がりで業績を伸ばしている業界でもありますので、今後は市場の拡大にともない賃金が上昇する可能性も十分にあります。

仕事内容

リサイクルショップの仕事は、店頭であれ、ネットであれ、お客さまに商品を販売することになります。ですので、すべての販売業と接客等の基本は同じです。ただ、リサイクルショップ特有の仕事として、買取作業と買い取った商品を売れる状態にする作業があります。

買取作業は、大手の専門店の場合は、買取対象とする商品の査定額を会社や店舗ごとに統一して対応しているところが増えていますが、それ以外の専門店の場合は、目利きの要素が含まれることも多く、商品知識や経験が必要になります。

そして、買い取った商品をそのまま売るわけにはいきませんので、本なら日焼けした部分を削り、カバーを磨く作業、衣類なら洗濯・殺菌して清潔な状態にするクリーニング作業が必要になります。

業界シェア上位3位

1位:ブックオフコーポレーション:791億円 2位:コメ兵:402億円 3位:テイツー:313億円

平均年収上位3位

1位:コメ兵:578万円 2位:ブックオフコーポレーション:466万円 3位:ハードオフコーポレーション:458万円

業界の動向

スタートゥデイが「ZOZOフリマ」を開始

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