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更新日:2024年11月23日
水産業と農林業をまとめて農林水産業といいます。農林水産業とは人々の生活に必要な食料や木材を生産する仕事のことで、総務省の「日本標準産業分類」では、第一次産業として分類されています。
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水産業と農林業をまとめて農林水産業といいます。農林水産業とは人々の生活に必要な食料や木材を生産する仕事のことで、総務省の「日本標準産業分類」では、第一次産業として分類されています。
ちなみに日本標準産業分類では農林水産業を第一次産業、製造業・鉱業を第二次産業、それ以外の広義のサービス業を第三次産業と定義しています。
では次に、水産業と農林業を個別にみていきましょう。
水産業は漁業と水産加工業に分けることができます。
海、河川、湖沼などの漁場において自然繁殖している水産動植物を採捕する事業のことです。また、漁場に人工的設備を施し、水産動植物を移植・放苗・育成することで集中的に生産する事業も漁業に含まれます。
水産缶詰・瓶詰、海藻、練製品、塩干・塩蔵品、冷凍品などを製造する事業のことです。日本は地理的な好条件も重なり多種多様な魚介類に恵まれてきましたが、冷蔵・冷凍技術が一般家庭に普及したのは20世紀半ばのことであり、そのため大量に水揚げされた水産物を保存するためにさまざまな加工技術が生まれました。
農林業は農業と林業の2つから構成されています。
米、麦、野菜、果物、花といった農作物を育てる事業のことです。また、家畜を飼育して、乳製品、肉、卵、皮革などの畜産物を得る事業も農業に含まれます。
木材やきのこを生産する事業のことです。近年の日本における木材ときのこの産出額は約50:50前後の数値で推移しています。
水産業、農林業ともにさまざまな資源を扱いますが、共通点は自然から直接資源を採取するというところです。つまり、これが第一次産業の特徴となります。
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