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更新日:2024年11月23日
水産業と農林業をまとめて農林水産業といいます。農林水産業とは人々の生活に必要な食料や木材を生産する仕事のことで、総務省の「日本標準産業分類」では、第一次産業として分類されています。
目につくのはやはり平均年収の516万円という数字でしょうか。日本の給与水準を上回ってはいるものの決して多いとはいえないその金額は、どう評価すればいいのか少しばかり悩むところではあります。
仕事量が多いため休む暇がないという声もあれば、自分のペースで自分のやりたいように仕事ができるという声もあり、要は好きな人じゃないと続けられない仕事といえるのかもしれません。ただ政府が食料自給率向上に向けた取組を推進しているため、市場規模をはじめとする数字はまだまだ伸びる可能性があります。
水産業界・農林業界においては各々の業界で仕事内容や就業形態が変わってきますが、自然と向き合うという点では同じです。もちろん自然を相手にする仕事だけに簡単なものとはなりません。ただ水産業・農林業の仕事は日本の食を支える重要な役割を担っていることは間違いなく、それだけにやりがいのある仕事ということができるでしょう。
全国漁業就業者確保育成センターのウェブサイト(漁師.jp)に水産業へ就業するための情報が載っていますので、まずそちらに目を通してみましょう。漁師.jpには、漁業就業セミナーや漁業就業支援フェア、漁業体験等の情報が掲載されているだけではなく求人情報も掲載されていますので、水産業界を志望される方は是非活用してみてください。
まず、全国及び各都道府県「新規就農相談センター」の相談窓口を訪ねて、情報の収集をするところからはじめましょう。相談センターでは、就業相談会から農林業に関する情報提供を行なっているほか、農業体験や農場見学ツアーも実施していますので興味のある方は積極的に参加してみることをします。
また、「日本農業法人協会」のウェブサイトに農業法人へのインターン(就業体験)の情報が掲載されていますのでこちらも合わせて参考にしてください。
1位:マルハニチロホールディングス:8,517億円 2位:日本水産:6,042億円 3位:極洋:2,023億円
1位:日本水産:764万円 2位:マルハニチロホールディングス:755万円 3位:極洋:670万円
2009年の農地法改正により全国どこでも農地の借り入れが可能となり、企業による農業参入が相次いでいます。農林水産省によると、2015年末時点で農業に参入した一般法人は2,039社で、改正前の約5倍のペースで増加していることになります。
以下、農業に新規参入した企業をいくつかピックアップしてみました。
子会社のイオンアグリ創造が農地バンクと契約し、埼玉県羽生市でコメの栽培を開始。その後全国に15カ所、合計230ヘクタールの農場を展開し、野菜や果物の生産を行なっています。
緑茶飲料の原料である茶葉の安定調達を目指し、熊本県の農業法人に出資。今後も積極的に茶葉生産業者への出資を検討しているとのことです。
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