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一般事務に資格は必要? | 資格一覧・年収アップの方法

更新日:2024年08月23日

業界・企業研究

資格は不要として一般的に求人募集のある一般事務ですが、しっかりした企業ほど、いつどんな時に資格を取得し、どんな過程でスキルアップしてきたか、何の資格を持っているかを重視することから一般事務の必要資格についてご紹介していきます。

通常企業では、こうした点を、会計期の最後に、外部の公認会計士や税理士などに相談依頼しますが、年間を通じて、適切な時期に手続きを速やかにとっておくことで、追徴などを課されない、あるいは企業にとってメリットの有る補助や税制の恩恵適用などもあります。

また法務面では、企業間契約や人の雇入れ、設備や機材その他の契約書などが、法的に妥当かどうかといった大方の判断などが必要とされるケースもあります。

こういった契約ごとでは、たとえば値引きやサービスレベルの特約が、業界慣行に合致しておらず、市場の適正価格から外れすぎているので処罰の対象となるかどうかといった、大まかな判断などが、現場レベルで要求されることもあります。

営業マンや該当部署が、うっかり見逃してしまっているこういったケースでも、一般事務、そしてその上長などの役員レベルがチェックする時に、しっかりと見落とさないようにメモなどをつけたり、一言付するのも、一般事務としては望ましい業務のあり方です。

そのためこういった、通常の取引、事務として頻繁に手元を通過する書類などに関した、簿記や会計、税制、法務の知識や、海外取引や与信情報などに関わる英文や、取引国の言語などが出来る点は、かなり有利です。

また、頻繁に社内外に文書を直接出すというポジションでも有り、秘書検定などを通じて、正しい文書や社交マナーをみにつけておくと、自信を持って応対ができるでしょう。

持っていると、履歴書上も有利、そして大卒程度であれば資格首位特が望ましいとされているものには、次のようなものが有ります。

会計系資格

日商簿記2級以上

BASIC

税理士科目合格

ほかに、学生時代のアルバイト経験などを生かしながら、ファイナンシャルプランナー関連で、実務経験などが伴わないものなどを取得される方も多いようです。

法務系資格

行政書士

宅建

司法書士

法学検定(履修者)

ほかに、学生時代や卒業直後に、コールセンターなどのアルバイトを経て生命保険や損害保険取扱の資格などを取得される方も有るようです。

語学系資格

TOEIC

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初回公開日:2022年11月17日

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