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ご検討の意味・「ご検討のほど」の正しい使い方|丁寧/締めの言葉/例文

更新日:2022年06月07日

言葉の意味

「ご検討のほど」というフレーズは、社会人なら一度は使ったことがあるフレーズのはずですが、いざ「その使い方で正しいの?」と聞かれると不安になってしまう方も多いのではないでしょうか。ここではそんな「ご検討のほど」の使い方についておさらいします。

ご検討の意味は

ビジネスの場でよく耳にする「ご検討のほど」という言葉。なんとなく知っている気はするけれど、きちんとどういう意味の言葉で、どう使うのか説明しようとすると、悩んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。 この項ではまず、そんな「ご検討のほど」という言葉の中の、「ご検討」という言葉にスポットを当てて、その意味について解説します。

物事をよく考えること

「ご検討のほど」の「ご検討」という言葉は、「ご」と「検討」という言葉に分解できます。 「ご」は敬語の尊敬語に当たる接頭語で、「検討」を丁寧にする言葉です。「検討」は「物事をあらゆる面からみて詳しく調べ、その良し悪しを考えること」という意味の言葉です。まとめると「物事をよく考えること」を「ご検討」ということになります。

交渉や提案をするときに使う言葉

「ご検討」という言葉の後に、「(ご検討)下さい」や「(ご検討のほど)お願いします」、「(ご検討)お願いします」などの言葉がついてくるのを、皆様よく見かけていることでしょう。 これらの言葉を「検討」の意味と合わせて見てみると、少し日本語がおかしくなりますが、「よく考えてみて下さい」、「よく考えることをお願いします」と言うようになります。 つまり、「ご検討」と言う言葉を使うときは、「よく考えてもらうことで、物事を進められるよう交渉したい時」や、「ある物事を提案し、お勧めしたいのでよく考えて欲しい時」に使う言葉と言えるでしょう。 相手の方から良い返事をもらいたい時に使うフレーズとも言えます。

締めの言葉

色々な話し合いをした後、結論にたどり着かなかった、またその場では結論を出すことができない事柄が出てきたときにも、「ご検討のほどお願いします」と言う言葉を耳にします。 こちらの場合は、「結論を出せるまでよく考えてみて下さい」といった言葉の意味になり、「今すぐに答えを出さなくても大丈夫ですよ」、「時間をおいてまた結論を出しましょう」という気持ちが含まれています。 このように、時間をおいて考えることが必要なときの締めの言葉としても、「ご検討」と言う言葉が使われることがあります。

ご検討のほどの正しい使い方は

では「ご検討のほど」と言った場合には、どのような使い方をするのが正しいのでしょうか。敬語表現や例文から、正しい使い方をおさらいしてみましょう。

「ご検討のほど」の「のほど」の使い方

「ご検討のほど」の使い方の前に「〜のほど」の使い方を確認しておきましょう。

「程(ほど)」の意味

「程(ほど)」という言葉には以下のような意味があります。

1 物事・動作・状態の程度や段階。「年の程は二十 (はたち) 前後」「実力の程はわからない」「身の程をわきまえる」 2 許される範囲内の程度。ちょうどよい程度。「ふざけるにも程がある」「何事も程を過ごさないようにしろ」 3 ある広がりをもった時間。 ㋐ある程度の時間。間 (ま) 。「程もなく帰ってきた」「程を経て返事が届いた」 ㋑おおよその時間・時刻。ころ。おり。「夕暮れの程に家を出る」「手のあいた程をみて連絡します」 4 (「…のほど」の形で)断定を避け、表現をやわらげるのに用いる。「御自愛の程を祈ります」「詳細の程は、お問い合わせください」 5 ある広がりを持った空間。 ㋐おおよその距離・道のり。 「明石 (あかし) の浦は、ただはひ渡る―なれば」〈源・須磨〉 ㋑おおよその広さ・面積。 「―なくものはかなき住まひを」〈源・夕顔〉 ㋒おおよその場所。あたり。 「中御門京極 (なかのみかどきゃうごく) の―より、大きなる辻風 (つじかぜ) 起こりて」〈方丈記〉

「〜のほど」の「ほど」は表現を和らげる意味合い

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初回公開日:2018年03月01日

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