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「その節」の意味と使い方・類語や言い換え方・敬語表現の仕方

初回公開日:2018年03月10日

更新日:2020年08月07日

記載されている内容は2018年03月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

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敬語

私達は日常生活において「その節はありがとうございました。」などの挨拶を交わすことが多くあります。「その節は~」という表現をよく使うのに、その意味や使い方を聞かれると説明するのは大変です。今回はこの言葉について詳しくご紹介していきます。

「その節」の意味と使い方

私達は会話の中でよく「その節」と使いますが、その節とは一体どのようなことを指すのでしょうか。便利な言い回しなので何気なく使用していますが正しい使い方をしていたでしょうか。 ビジネスシーンにおいても日常生活においても、過去に何かしらの関りがあり相手に感謝していることは多くあります。具体的な事柄を指しているときもありますが、話のきっかけとしてやあいさつ代わりなど、お礼の文言や社交辞令として使われることが多くあります。 普段は気にかけない「その節」というフレーズにですが、意味や使い方を知っていますか。今回はよく使うのに知らない方が多い「その節」という言葉についてご紹介いたします。

「その節」の未来表現

「その節」は過去のでき事を話題にするときに使う言葉なので基本的には未来表現に対しては使用しないケースが多くあります。同じような意味で使いたい場合は「その際」や「その折」などがふさわしくなります。 「その節」は慣用的に過去の時点について使用されることが多くなります。ですが、日常的に「その節はよろしくお願いいたします。」などと未来を表現する場合に使われていることもあります。 相手からの誤解を受けないためにも「その節」は過去の表現として認識し、未来表現の際は違う言い方をする方が無難です。「その際はよろしくお願いいたします。」や「その折はよろしくお願いいたします。」の表現の方が適切です。

「その節」の過去表現

「その節」は過去のでき事や過去の特定の時点を表します。その節の意味は「その時は、この前は」などの意味合いで使われることがほとんどで、ある特定の時点を表す言葉で、過去にあった何かしらの事柄を指します。聞き手と話し手がお互い関わったことがある事柄を指して話すときに用いられます。 具体的な事柄を指しているときもありますが、話のきかっけとしての挨拶やお礼の文言として社交辞令のように使われることが多くあります。「その節」はそう遠くない過去のでき事や特定の時点を表しますので、はるか昔のことを話題にする際には適していません。

「その節」を含む言葉の使い方

「その節」を含む文章は色々あり意味や使い方もそれぞれなので、個々の文章を例にして説明していきます。

その節はよろしくお願いいたします

日常生活の中でこのような言い方をしているのをよく耳にします。相手に誤解がなく伝わっていれば大丈夫なのでしょうが、「その節」は過去の時点に対する言い回しですので未来形に使用しない方が無難です。 意味合い的には「その時はよろしくお願いいたします。」となるので、「その節」を使用するよりも「その際」や「その折」などの未来を表す言葉を使ってはいかがでしょうか。「その際はよろしくお願いいたします。」や「その折はよろしくお願いいたします。」の方がしっくりします。

その節はお世話になりました

過去のでき事に対してのお礼を述べている形になり、この前はお世話になりましたという意味になります。深い意味合いではなく社交辞令や話のきっかけとして使用されることの多い言い回しですので、この後に続ける言葉が大切になってきます。 「その節」を使用することにより、あの時や以前という言葉を使うよりも両者の関係が密であるとか、相手に親近感をいだいているなど通常より特別な感情を抱いていることを表現することもできます。その節を使用することによりさりげなく自分の感情を表現することも可能となります。

その節はご迷惑をおかけしました

過去の一時点の事柄を指して、その時はご迷惑をおかけしました。という意味になります。 「その節」は感謝を述べる表現時に多く使用されますが、謝罪の場面でも使用されることがあります。過去の一時点のでき事をさしていれば感謝にも謝罪にも使用できる便利な言葉であり、その後に続く言葉により場面が異なってきます。 ご迷惑とは自分がミスをして相手に迷惑をかけてしまった時に使用する表現ですので、言葉を選んで相手に誠意や謝罪が伝わる表現をしましょう。

その節はありがとうございました

過去に話し相手と仕事など何らかの形で面識があり、お世話になったことがある場合の表現になります。直訳すると「あの時はありがとうございました。」となり、深い感謝の意を表した表現ではありません。 どちらかというと社交辞令や話のきっかけとして使われる表現ですので、相手の立場や関係の親密さを考えて使用しなければなりません。大変お世話になった場合は「その節はありがとうございました。」の表現の後に、具体的に感謝の言葉を付け加えてお礼を伝える必要があります。

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