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「いつもお世話になっております」は敬語か・メールでの使い方

敬語

「いつもお世話になっております」は、どのように使えば良いのでしょうか?このぺージでは、「いつもお世話になっております」の基本的な使い方やメール・電話における使い方、初対面の人への使い方などについて考察しています。ぜひ参考にしてみて下さい。

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覚えておきたい!「いつもお世話になっております」の使い方

覚えておきたい!「いつもお世話になっております」の使い方

社会人として働いていると、会話やコミュニケーションをする上で、敬語やかしこまった言葉遣いで話す機会が多くなるでしょう。その際、使い慣れていない言い回しや、使い方を理解し切っていない言葉を使用するケースもあり、戸惑う方もいらっしゃると予想できます。 ビジネスシーンで頻繁に使用される挨拶の1つとして、「いつもお世話になっております」という挨拶が挙げられます。直接会って話す時はもちろん、電話やメール、手紙などでも使用する機会が多く、「いつもお世話になっております」というフレーズを覚えておくと、さまざまなシーンで使用することが可能です。 今回は、そんな「いつもお世話になっております」というフレーズをテーマにして、さまざまな視点で使い方などを考察・ご紹介していきます。

「いつもお世話になっております」は敬語なのか

「いつもお世話になっております」は敬語なのか

冒頭でもご紹介したとおり、社会人であれば敬語や正しい言葉遣いで話すことが、一般的なマナーだと言われています。そのため、「いつもお世話になっております」という言い回しは、そもそも敬語なのかどうか、気になっている方も少なくないでしょう。 そこでまずは、「いつもお世話になっております」が敬語なのかどうか、考察していきます。

「お世話」は丁寧な表現

「いつもお世話になっております」という言い回しの中に含まれている、「お世話」という表現は、丁寧な表現だと考えられます。以下に引用として用いた「weblio辞書」の解説から、「お世話」という言葉は、「世話」が原型となっており、「世話」に丁寧さを表現する「お」が付け加えられた形であることが読み取れます。 ですから、「いつもお世話になっております」という表現は、「お世話」という言葉を使用することで、丁寧な言い回しになっていると考えられます。

名詞「世話」に、接頭辞「お」がついたもの。

「おります」は謙譲語

敬語には、種類が存在しています。細かく分類していくとたくさんの種類に分けることが可能ですが、大きく分類しても、「丁寧語」「尊敬語」「謙譲語」の3種類に分けることが可能だと言われています。 「いつもお世話になっております」の「おります」は、敬語の1種だと言われています。複数ある敬語のタイプのうち、「おります」がどのようなタイプの敬語に当てはまるのかは、「マナラボ」にて以下の引用のように解説されています。 引用の内容から、「おります」は「いる」の謙譲語に、丁寧な表現である「ます」が加えられた、大変丁寧な表現であることが読み取れます。

「おります」の語幹の「おる」は、「いる(居る)」の謙譲語です。つまり自分がへりくだって相手を立てる敬語です。その「おる」の連用形に、丁寧語の助動詞「ます」をつけたのが、「おります」という言葉です。

「いつもお世話になっております」のメールでの使い方

「いつもお世話になっております」のメールでの使い方

「いつもお世話になっております」という言い回しが、丁寧な表現であることを理解したところで、続いてはメールにおける使い方について考察していきます。 一言で「メール」と表現しても、メールを誰に送るのか、どのような内容なのかによって、「いつもお世話になっております」という言い回しの使い方も変わってくるでしょう。そこで今回は、メールを送る相手やシチュエーション別に、メールでの使い方について考察していきます。

「いつもお世話になっております」のメールでの使い方【1】:社内

「いつもお世話になっております」というフレーズを使用するシチュエーションの1つとして、社内でのメールのやり取りが挙げられます。「いつもお世話になっております」という言い回しは、メールの文章の文頭で使い、挨拶のような形でも使われている表現なのです。 特に、社内でも自分より目上の人に対してメールを送る場合や、他の課や部署などの普段あまり関わりのない上司などにメールを送る場合の挨拶として、「いつもお世話になっております、〇〇課の△△です」といった形で使用するケースが多いと考えられます。 一方、直属の上司など、頻繁にやり取りをしたり、いつも顔を合わせていたりする相手に対しては、「いつもお世話になっております」という表現は、よそよそしい印象を与えてしまう危険性も考えられます。そのような場合は、「お疲れ様です」などの挨拶の方が、自然な印象になるケースもあるでしょう。

「いつもお世話になっております」のメールでの使い方【2】:社外

「いつもお世話になっております」という言い回しは、社外へのメールでも使用することが可能です。取り引き先の相手など、何度か会ったりやり取りをしたりしている相手に対する挨拶として、メールの文頭で使用するケースが多いと予想できます。 しかし、より丁寧に表現したい場合は、「いつもお世話になっております」よりも、「平素より、大変お世話になっております」などの言い回しにした方が良いでしょう。相手との関係性によって、「いつもお世話になっております」と「平素よりお世話になっております」を使い分けることが、ポイントだと言えそうです。

「いつもお世話になっております」は電話でも使うのか

「いつもお世話になっております」は電話でも使うのか

上記では、メールにおける「いつもお世話になっております」という言い回しの使い方についてご紹介しました。 続いては、メールと並んで重要な連絡手段の1つとなっている、電話における「いつもお世話になっております」の使い方などについて、考察・ご紹介していきます。

「いつもお世話になっております」の電話での使い方【1】:挨拶

メールにおいては、文頭など挨拶として使用する「いつもお世話になっております」という言い回しですが、電話の場合も挨拶として使われることが多いと考えられます。 電話をかけた際は、一般的にはまずは、自分の所属や氏名を名乗るのがマナーだと言われています。その際に、「いつもお世話になっております、株式会社○○の営業担当△△と申します」などと使用されると予想できます。 しかし、メールの場合と同様に、相手との関係性によっては、より丁寧な表現へと言い換えたり、初対面の相手への挨拶をしたりした方が良いケースもあります。ですから、電話で使用する場合も、相手との関係性や距離感によって、「いつもお世話になっております」と、その他の挨拶・フレーズを使い分けることをおすすめします。

「いつもお世話になっております」の電話での使い方【2】:返事

「いつもお世話になっております」の電話での使い方【2】:返事

電話がかかってきた際などに、相手から名乗ったり挨拶をしてきたりするケースは多いでしょう。それらの挨拶などへの返事として、「いつもお世話になっております」というフレーズを使用するケースは多いと考えられます。 例えば、「突然のお電話申し訳ございません、私○○株式会社□□部△△と申します」という挨拶を電話で受けることもあるでしょう。そのような挨拶への返答として、ある程度知っている相手や関わりがある相手であれば、「いつもお世話になっております、○○部の△△でございまず」といった形で使用することができると考えられます。

「いつもお世話になっております」への返事

「いつもお世話になっております」への返事

ここまで、「いつもお世話になっております」という言い回しについて、自分が使う場合に注目して、使い方などを考察・ご紹介しました。 しかし、「いつもお世話になっております」という言い回しは、日常生活でもビジネスシーンでも、多くの人が使用する言い回しです。そのため、自分が誰かに「いつもお世話になっております」と言われるケースもあるでしょう。そのような場合、どのような返事をすれば良いのか、考察していきます。 「いつもお世話になっております」への返事として、特に一般的なのが、「こちらこそ大変お世話になっております」などの返答だと予想できます。 謙遜は日本の文化の1つとも言われていますが、相手の「お世話になっております」という気持ちを否定するのも、失礼だとする見解も存在します。ですから、「こちらこそお世話になっております」などの言い回しで返事をするのが、自然かつ無難だと言えるでしょう。

「いつもお世話になっております」は先生にも使うのか

「いつもお世話になっております」は先生にも使うのか

ここまで、ビジネスシーンを中心に、「いつもお世話になっております」という挨拶の使い方をご紹介してきました。しかし、日常生活でも使用するケースは多く、特に子供の学校の先生などに対する挨拶として、使用されるケースが多いと考えられます。 そこで続いては、子供の学校や習い事の先生に対する「いつもお世話になっております」の使い方について考えていきます。

「いつもお世話になっております」の先生への使い方【1】:連絡帳

子供が通う学校などの先生との連絡手段として、連絡帳が挙げられます。連絡帳とは、先生と親御さんが、子供の学校での様子や家での様子などを伝え合うなどして、連絡を交わすものです。 そんな連絡帳では、親御さんから先生に連絡をする際などに、「いつもお世話になっております」という挨拶を使うケースも多いと考えられます。連絡帳では、唐突に用件だけを述べるよりも、文頭に「いつもお世話になっております」などの挨拶も述べた方が、先生への印象も良くなるでしょう。

「いつもお世話になっております」の先生への使い方【2】:電話

子供の学校や習い事の先生とは、電話で話す機会もあるでしょう。重要な話をしたい場合や、今後のことについて相談などがある場合などは、子供を介したり連絡帳などを使ったりせずに、電話で直接話すことが多いと考えられます。 先生と電話で話す場合も、挨拶として「いつもお世話になっております」というフレーズを使用する方は、多いと考えられます。また、先生から「いつもお世話になっております」という挨拶をされることもあるでしょう。 ですから、臨機応変に挨拶や返答として、「いつもお世話になっております」という言い回しを使うことで、電話における会話がスムーズに進む可能性もあります。

初めての相手にも「いつもお世話になっております」を使うのか

初めての相手にも「いつもお世話になっております」を使うのか

「いつもお世話になっております」という言い回しを使用する際、戸惑う方が多いのが、初対面の相手とのやり取りの場合です。 結論から言うと、会社同士に深い繋がりがある場合や、部下や上司などが以前からやり取りを続けてきた相手であった場合は、「いつもお世話になっております」という言い回しを挨拶として使用する方もいらっしゃると言われれています。特に部下などがやり取りしている相手には、「いつも部下の〇〇がお世話になっております」といった挨拶をすることもあるでしょう。 しかし、中には初対面の相手に「いつもお世話になっております」を使用することに、違和感を感じている方もいらっしゃると言われています。そのような場合は、「初めてお話しさせていただきます」「突然のメール、失礼いたします」といった言い回しを使用すると無難でしょう。

「いつもお世話になっております」は幅広く使える便利な挨拶

いかがでしたでしょうか?今回は、「いつもお世話になっております」という言い回しをテーマにして、さまざまな観点から使い方などについて、考察・ご紹介しました。 「いつもお世話になっております」という言い回しは、日常生活でもビジネスシーンでも、さまざまなシーンで幅広く使用することができる、大変便利な挨拶です。この機会に、正しい意味や使い方、言い回しのバリエーションなどを覚えて、ぜひ積極的に使ってみて下さい。

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