IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

論文での要旨の書き方の例・小学生の書き方のポイント|卒論

初回公開日:2018年03月22日

更新日:2020年03月04日

記載されている内容は2018年03月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

書き方・例文

いろいろな論文では要旨を書くことによって、全体の内容をわかりやすくすることができます。ただ、その書き方を理解していないと、要旨としての役割を果たすことができません。多くの経験を積むことで、書き方を上達させることが大切です。

論文での要旨の書き方の例

論文の書き方はある程度決まっています。初めに目的や結論を書きます。その後に、それぞれの詳しい説明をする書き方です。この初めの部分を要旨と言い、その要旨だけを読めば、全体がわかるように書きます。したがって、論文の要旨の書き方はかなり重要な役割を果たすと言えるでしょう。 要旨は全体をまとめた形になりますが、書き方で重要なことは、省いてもいいことと、読んでもらわなければならないことを明確に区別することでしょう。つまり、論文の核心を明確に意識しておかなければ要旨を書くことができません。 要旨の書き方の例などが掲載されているサイトもありますが、言葉遣いや文章の長さなどの書き方よりも、自分が論文の中で伝えたいことを意識することが最重要と認識しましょう。 その要旨があいまいだと感じているなら、残念ながら、その論文にはあまり価値がありません。何が言いたいのかを作者本人がわかっていないからです。

博士論文

博士論文は、博士号を取るための論文ですから、これまで明らかになっていない内容を記述する書き方でなければなりません。 もちろん、要旨の書き方は、その内容をしっかりと書いてください。論文の長さによって要旨の長さも変わりますが、基本的な部分と今回の博士論文で強調すべき点を網羅しておくことが重要な書き方でしょう。 これまでの研究と何が違うのかが明らかでなければ、博士号を付与されることは難しくなります。もちろん、要旨だけではなく論文の詳細を読めばわかることでしょう。 ただ、要旨を書くことの意味を十分理解してください。博士号を取ろうと考えている人には、それなりの文章力と書き方が求められます。技術や研究の内容は当然ですが、それを人に伝えることも博士として身に付けておかなければなりません。

博士論文の要旨とは

要旨の書き方を考えてみましょう。簡単に言えば、何の研究なのか、研究の結果として何がわかったのか、その結果はこれからの研究や日常生活にどのような影響をもたらすのかを記載すればいいでしょう。 現実には博士論文だけで、大きな影響を与えることは、ほとんどありませんが、どのような視点でおこなった研究なのかを意識してください。 もちろん、要旨を読む人はまったくの門外漢ではなく、ある程度の知識を持った人と想定した書き方でかまいません。それが博士論文の要旨の書き方だからです。 ただ、過去の研究と今回の研究の違いを明確にしておかなければ、今回の研究成果が見えてきません。博士論文の要旨は自分の研究成果を強調することが役割だと割り切った書き方でもいいでしょう。

卒論

卒論の冒頭に書く要旨の場合はどうでしょうか。基本的には博士論文と同じ書き方ですが、研究のレベルが違いますから、要旨の主題も変わってかまいません。 重要なことは卒論を読む人に何を伝えたいのかを要旨に書くことです。自分の感想ではなく、研究によってわかったこと、自分が学んだことなどを記載してください。 もちろん、要旨を読むだけである程度の結論が見えてくる書き方が望ましいでしょう。 ただ、卒論のテーマを選んだ理由は、これまで研究されてこなかったからでしょうし、研究結果はすぐに役立つことではない場合もあるでしょう。しかし、研究によって何かがわかったはずです。 また、研究を通して自分に身に付いた技術力や知識を説明してもいいでしょう。次の卒業生の研究に期待することを書いてもいいでしょう。そして最終的な到達点を記載してください。

卒論のテーマ

一般的に大学の卒論は一人だけで終わるテーマではなく、複数年度にわたって教授から与えられることが少なくありません。研究全体の中で自分が担当した今回の卒論の内容を大局的な視点で説明する書き方であれば、卒論の本論の導入として最適です。 この要旨の書き方ができれば、卒論はいきなり専門的な内容に入っても問題ありません。要旨を読んだことを前提とした言葉遣いにします。

学会発表

学会発表では聴衆を前にして、言葉やプロジェクターを利用して説明することになります。この場合は、論文などよりもわかりやすさを考えておかなければなりません。そのためには発表全体の目次をなぞるような要旨がいいでしょう。 基本的なことは目次を読めばわかりますから、その補足を要旨と言う書き方で説明すれば済みます。発表の前に全体の流れを説明しておくと、聞く人もどの部分をしっかりと聞くべきかが事前にわかります。

学会発表の時間

発表時間が長い場合は、興味があるところだけを集中して聞くはずです。学会の発表では一人がおこなうわけではなく、何人もの人がそれぞれの研究テーマで発表します。 事前に要旨が書かれたパンフレットが配られていることもあります。これをチェックしておけば、発表会場に入る時間も計画することができるでしょう。 同じような研究をおこなっている聴衆にとっては、自分の研究テーマと関連のある発表を集中的に聴く場合が少なくありません。要旨を読んでおけば、複数の会場の発表を効率よく周ることができるでしょう。

小学生の論旨の書き方のポイント

小学生の論旨の書き方は、誰でもがわかる言葉で書くことが重要なポイントです。文章力がない書き方だと自分だけがわかる言葉で書くことが少なくありません。 自分がわかれば他の人もわかるだろうと言う書き方になってしまいます。もちろん、小学生ですから、どのような表現をすれば読み手にうまく伝わるかを十分理解できていません。 経験を積むことによって、だんだんと書き方がうまくなります。ただ、重要なことは論旨の役割を考えておくことです。 単なる前書きではなく、全体を通して伝えたいことをまとめた文章が論旨です。長い文章を短くまとめる書き方をするためには、どのようなことを言いたかったのかを意識する必要があります。そして、頭の中でイメージしたことを文章にします。

文章のレベルと要旨

論旨では平易な文章を心がけることが重要ですが、内容をうまく伝えられる言葉を選ばなければなりません。小学生にはちょっとハイレベルな対応と言えます。それでも国語のテストで良い点数を取っている人なら、十分対応できるでしょう。

講演での論旨の書き方

講演での論旨の書き方について考えてみましょう。講演をする人は事前にどのようなことを話そうかと計画を立てています。それがそのまま論旨となればいいでしょう。つまり、聞いている人に伝えたいこと、話の流れをまとめた文章です。 導入部では何を話し、それがどのような展開となり、最終的な結論に至るかをわかりやすく説明します。論旨で使用する言葉は、講演を聞かなければわからない言葉では意味がありません。一般的な言葉を使用することが原則です。 もちろん、講演の中ではもっと突っ込んだ詳しい説明をするはずです。

話がうまい人の要旨

話がうまい人は、論旨を書かなくても言葉がすらすらと出てきます。ただ、論旨を書くことはそれを読む人のためだけではなく、自分が話そうと考えていることをまとめる意味合いもあります。論旨がないと、結論がどこに向かっているのか自分でもわからない状態です。 講演時間には限りがありますから、途中で尻切れトンボになってしまうことだけは避けなければなりません。講演では多くの人が聴いてくれますが、話す内容についての理解力には個人差がありますから、そのことを考慮しておくことも大切です。 つまり、できるだけ専門的な言葉を使わずに、わかりやすく説明してください。そのために論旨を書きます。講演を聞く人は論旨を読んでいることを前提として話を始めて良いでしょう。

研究発表での論旨の書き方のポイント

研究発表での論旨の書き方は、結論を明確にしておくことです。これまでおこなわれていない研究発表ですから、結論を知らない人が少なくありません。論旨の中に大まかな結論を記述します。もちろん、論旨だけを読んでも研究発表の詳細はわかりません。 結論は一言で記述しても、そこに至る経緯が研究では重要です。いろいろな実験や調査をおこない、その結果から結論を導き出す研究も少なくありません。 結論よりもその過程の方が重要視される研究もあるでしょう。また、研究発表では、そのタイトルから内容をある程度推測することができます。 同じ研究者ですから、興味のある発表かどうかを判断しているでしょう。それを確認するために論旨を読むことになります。したがって、論旨にも専門用語を使って問題ありません。

研究発表の特徴

一般に研究発表の場で、初めて聴く内容となることは少なく、事前に研究に関する情報が流れるはずです。特に多くの人に注目されるような研究は、その傾向が強くなります。 論旨にはあまり詳しいことは書かず、全体的な流れを書くだけの場合もあります。詳しいことを知りたければ、発表を聴いてもらえばいいからです。そのためには発表での説明の仕方も重要です。

レポートでの論旨の書き方

レポートは何かの調査や実験などをおこない、その結果を報告するための文章です。論旨の書き方は実施した内容とその結果、結果から導き出される結論を書きます。もちろん、必ずしも、期待した結果が得られるとは限りませんから、結論が一番重要とは限りません。 ただ、レポートの内容によって、明らかになったことを明確にしておくことが大切です。それがなければレポートを書く意味がありません。

レポートと研究の成果

いろいろな研究や実験で初めて明らかになる事実もありますし、これまで知られていたことを再確認するための実験もあるでしょう。 それぞれの目的を明確にしておけば、レポートとしての価値は変わりません。また、実験や調査だけでは結論に至ることができないケースもあるでしょう。 その場合でも、結論が導き出せなかったと言う事実を記載することが重要です。予想と違って、スムーズに進まなかったのであれば、別のやり方を考えるヒントになるからです。

要旨、論旨の役割を知って書き方を考えよう

研究や発表などでは事前に説明のポイントをまとめておくことが重要です。それが要旨や論旨と呼ばれる文章です。あなたの研究論文を読む前や、発表を聴く前に、要旨を読んでもらうことを前提としておけば、長い論文に対する理解の仕方も変わってくるでしょう。 そのためにはわかりやすい文章を心がけることが重要となります。聴き手があなたの研究や発表をどこまで理解しているかわかりませんから、難しい言葉ではなく一般的な言葉を使うことも大切です。

関連タグ

アクセスランキング