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レポートの書き出しの例|看護実習/考察/本論/結論/まとめ

更新日:2024年10月28日

書類の書き方

今回はレポートの書き出しについてお伝えさせていただきました。ビジネスシーンでも提出が求められることが多々あるレポート、その書き出しは多種多様です。ここでは一般的なレポートから専門的なレポート、看護実習や工場見学のレポートの書き出しの例をご紹介しています。

レポートにおける場所の一つである考察について解説しましょう。考察では読み手がなぜこのテーマを選んだのかに興味を持ってもらえるような内容にします。ここで注意しなければいけないポイントとして、自身の感想や反省を混入させないことが挙げられます。

考察はどのように書けばよいの?

それでは実際に考察はどのように書いていけばよいのでしょうか。文頭に来る頭文字さえ決まれば、すんなりと文章を書いていくこともできるでしょう。書き出しとしては『医療事故を回避する方法について実例をもとに考察する』というように始めていきます。

考察の中身を構成していく手順

考察の役割を果たすにはそこに必要となる情報の肉付けが必要となります。考察の中身を構成していくのに、私たちは考察をどのように構築していけばよいかわかりません。しかし、ある一定の手順があれば自分の考えや調べたことをその手順に当てはめていくことで立派な考察が完成します。それでは実際にどのよう考察を構成していけばよいかをお話をさせていただきます。

どうやって考察を作ればいいの?

レポートの3要素の一つである考察を作るポイントをご紹介します。①テーマを決める②問題提起を掲げる③読者が共感できる問いかけを作る④このレポートで掘り下げていきたい内容を明示するの以上4点です。この4点を基本にまずは例を挙げて考察を構成していきましょう。

考察の例文

医療事故をテーマにした時の書き出しの例を挙げますのでご参考にしてください。 ①医療現場での医療事故を未然に防ぐ方法について考察する ②なぜ医療事故は無くならないのか ③安心して医療を受けることができるために私たちができることは何か ④医療事故を未然に防ぐために私たちはどのようにすればよいか 以上のように書き出しをしていきます。

本論

レポート構成の中の中心的な存在でもある本論が、どのようなものかをお伝えさせていただきましょう。本論で書く内容は、調べた内容や考察そして理由などを書きます。長い文章をつなげて書くよりは句読点を使って簡潔にまとめて書いていくのがポイントとなります。簡潔にまとめて書くというのが難しい場合は箇条書きを繰り返し行えばよいと覚えておくとよいでしょう。

本論の始まりはどのように書けばよいの?

それでは実際にどのように書き出してていけばよいかをお伝えさせていただきましょう。本論を書くポイントは調べた内容や考察そして理由などを書くことです。そこで、今回も考察で用いた例をもとに文章を作っていきます。例をご紹介しますのでご参考にしてください。

本論の例文

本論の書き出しの例を4つ挙げますのでご参考にしてください。 ①医療事故を未然に防ぐためにはどのようにすればよいのだろうか ②確認事項を怠らないためには何が必要だろうか ③医師やそのほかのスタッフとのコミュニケーションを密にとるためにはどのようにすればいいだろうか ④医療安全にかかわる情報をすべての医療従事者に行き渡せるためにはどうすればいいだろうか。

本論を構築するポイント

いかがでしたでしょうか。本論の書き出しは考察の最後に用いた文章を起用します。なぜ起用するかということ、なぜ考察するに至ったのかという内容を証明する部分になるからです。本論を構成していく中で一つだけ注意しなければいけないポイントについてお伝えさせていただきます。 箇条書きはただ単に思いつくままに書き連ねればよいというわけではありません。結論につなげていく部分になりますので、必要な情報だけを書き出していくことを心がけてください。

結論

いよいよ結論ですが、考察での問題提起から本論での調べた内容の提示そして次は本論で述べたことに対する内容の要約から始まります。そしてこのレポートを通して自分が伝えたい考えを書き出していきます。そして忘れてならないのが、今後の課題や展望です。それでは実際にどのように書き出してていけばよいのかお伝えさせていただきましょう。

次のページ:看護実習と工場見学のレポートの書き出しについて
初回公開日:2018年04月24日

記載されている内容は2018年04月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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