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更新日:2024年06月22日
納骨をおこなう際に、僧侶などを招き、ご遺骨をお墓におさめることを納骨式といいます。その納骨式の際には、僧侶にお布施を渡すことがマナーとなっています。納骨時のお布施の相場やマナーについて、詳しく紹介いたします。参考にしてみてください。
葬儀では、故人の遺体は火葬にし、遺骨として骨壺におさめることが一般的です。その後に執り行われる、遺骨をお墓に納める儀式のことを納骨式と呼びます。納骨に関しては、いつまでにしなければならないというように、時期が決められているわけではありません。仏式であれば、四十九日の法要に合わせて執り行われる場合が多いでしょう。 すでに、先祖代々のお墓がある場合であっても、遺骨は一度自宅やお寺などに持ち帰り、その後に納骨することになります。四十九日の法要と一緒に納骨式が行われる理由は、四十九日までは中陰という、亡くなった人の次の転生先を決定するための期間です。そのため、遺骨を埋めることはしません。中陰壇にまつってお祈りをすることが一般的です。 四十九日の法要の日に、一緒に納骨をする場合であれば、忌明け法要がおこなわれた後に、納骨式も一緒に行うという流れが多いでしょう。
先ほども述べたように、納骨式は四十九日の法要と同じタイミングで行われる場合が多いです。そのため、参列者はどうするのか考える必要があります。四十九日の法要には、家族や親せきの他にも、知人や故人に縁が深い方が、参列することも多いです。納骨式は基本的には墓地で行われますが、参列者全員ではなく、近親者のみで行うこともあります。 また、お寺の手配も大切です。お寺へは、四十九日の法要と同じタイミングで納骨式を行うことを、事前に伝えておくようにしましょう。納骨の際には、お墓に立てる塔婆が必要な場合もあります。納骨式には、住職も墓地へ足を運んでいただいて読経をあげてもらいます。僧侶に対するお布施は必ず用意しておくようにしましょう。 また、石材店やの依頼や遺骨埋葬許可証を用意することも忘れないようにしましょう。
四十九日の法要と合わせて納骨式を営む場合には、四十九日の案内状に、納骨式も行われるという旨を記載することが一般的です。通夜や葬儀の参列に対するお礼の挨拶も、一緒に記載すると、より丁寧になります。 納骨式の場合は、比較的近親者のみで済ませることが多くなっています。四十九日の案内状に同時に記載する場合には、案内状を送付する範囲について、遺族で相談するようにしましょう。忌明けの法要とは別の日に、納骨式のみを行う場合には、近親者だけで済ませることが多いです。書状での案内状は用意せず、電話での連絡でも構いません。 案内状で納骨式の記載をする場合には、「つきましては、下記のとおり法要と納骨式を営みたく、ご多様中に誠に恐縮ではございますが、ご臨席賜りますようお願い申し上げます」などの文言を記載するとよいでしょう。
納骨をする際には、僧侶に墓地まで足を運んでいただき、読経をあげてもらうことが一般的です。その際には、僧侶に対してお布施を渡すというマナーがあります。納骨時に渡すお布施の相場は、どのくらいなのでしょうか。また、お布施を渡すときのマナーとはどのようなものなのでしょうか。以下で、詳しく説明いたします。
納骨をいつまでにしなければならない、いつのタイミングで行うべきだ、という決まりはありません。仏式であれば、四十九日の法要の際に、一緒に納骨式も行うことが一般的とされています。すでに、先祖代々のお墓を持っている場合にも、故人の遺骨は一度自宅へ持ち帰ることが基本となっています。その後に改めて、お墓へ納骨するという流れが一般的となっています。 四十九日の法要と同じタイミングで納骨式を行う理由としては、忌明けのタイミングだということが挙げられます。また、四十九日の法要では、家族だけではなく、親戚一同を招待する法要である、という理由もあります。 お墓を建てた場合、お墓の引き渡しが終わると、墓石に魂を入れる開眼法要が行われます。お墓の場合には、お墓開きとも呼ばれます。開眼法要が行われた後に、納骨式が行われることが一般的です。
お墓を建て、開眼法要と納骨式を同じタイミングで行われる場合には、最初に開眼法要、開眼法要の後に納骨式を行います。具体的な順序は、まずお寺の帆運動や墓地などの法要施設で、僧侶による読経があげられます。その後、墓地に移動し開眼法要が行われ、参列者は焼香を行います。次に納骨式があり、カロートに遺骨を納めます。法要の後には、一般的に会食の席で参列者をもてなします。
納骨式を行う際には、お寺や教会、神社などへの謝礼をお布施として渡すことがマナーとなっています。お布施というのは、儀式や法事の際に、お寺や僧侶に対して渡す謝礼のことをさします。主に読経をはじめとする一連の儀式では、お布施を渡すことが一般的となっています。 お布施の包み方には、より丁寧な包み方と簡単で一般的な包み方があります。丁寧な包み方は、お礼のお金を半紙の中包や中袋に入れ、その受けから奉書紙で包む方法です。包み方は慶事用の包み方で大丈夫です。奉書紙とは、和紙を原料として使用される楮でできた紙のことです。インターネットや文具店で手に入れることができます。 一方、簡単で一般的なお布施の包み方は、奉書紙のかわりに市販の白い封筒に入れる方法です。封筒は、郵便番号欄のない無地のものを使用しましょう。すでに「御布施」という表書きが書かれた封筒も売っていますので、確認してみてください。
記載されている内容は2018年02月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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