IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

スランバーの意味・映画/楽曲「ゴールデンスランバー」の意味

更新日:2024年08月16日

言葉の意味・例文

耳慣れない単語「スランバー」(Slumber)の意味を知っていますか?映画や、小説のタイトルにも含まれている「スランバー」。今回はその言葉が含まれる作品や、楽曲を紹介しながら、「スランバー」のもつ言葉の意味や使い方を紹介していきます。

スランバーってなに?

みなさんは、「スランバー」という言葉をご存知でしょうか。映画のタイトル、音楽のタイトル、はたまたベッドのメーカーなど、あまり身近ではないものの、一度は耳にしたことがあるであるのではないでしょうか。今回は、その言葉の意味と、「スランバー」にまつわる作品などを紹介していきます。

そもそもスランバーって何語?意味は?

「スランバー」は英語で、「Slumber」と書きます。意味は、大まかには「(浅い)眠り」と、それに類する言葉に当てはめられます。類する言葉としては、「うたた寝」「まどろみ」「仮眠」「静止」「休止」があてはまります。 英語ではSlumberでも、日本語に訳したとき、それぞれの日本語は微妙に意味が変わってきます。ここからは、英語における類似する単語と、日本語として含まれる意味をピックアップして、それぞれの状態の意味の違いを書いていきます。

スランバーとスリープの意味の違い

英語の眠りといえば「スリープ」(sleep)を思い出す人も多いでしょう。その意味の違いは、なんでしょう。 どちらも動詞であり、基本的には眠りの深さだけのちがいです。「Slumber」は、「浅い睡眠」を意味します。対して「Sleep」は、「普通の睡眠」という意味になります。一般的な表現としては、「Sleep」で問題ありません。「Slumber」=「まどろみ」といった意味合いから、少し詩的な印象があります。

「うたた寝する」するとは?

みなさんは、漢字で「うたた寝」をどう書くかご存知でしょうか。漢字では「転寝」と書きます。この「転ぶ」という字が示すとおり、「横になった」「寝転んだ」という状態が大きな意味をもちます。また同じ寝転ぶであっても、布団などの寝具を用いる「床に入る」という状態は、「うたた寝」の要素では除外しなくてはなりません。 例えば、「テレビを寝転んで見ていたら、ついうとうとしてしまった」といった状態が、「うたた寝」の意味になります。また、寝転ぶを座ってに変えた場合は、「居眠り」という表現になります。

詩的情緒のある「まどろんでいる」とは?

まずは「まどろみ」を漢字で書いてみましょう。「微睡み」と書きます。送り仮名なしで「微睡」と書くと「びすい」と読みます。意味は漢字を見てもわかるとおり、「うたた寝」と違い体勢の要素はなく、単純に「少しの時間寝る」「うとうとする」という意味になります。 一般的な会話であまり「まどろむ」という言葉は使用しません。比較的、小説や詩など情景の描写に用いられる事が多く、後述する英語の歌詞などの「スランバー」については、「まどろみ」と訳すのが一番自然でしょう。

ほかにもこんな意味があります

さて、上に挙げた「うたた寝」や、「まどろむ」という言葉のほかにも「スランバー」には、ほかに「休止」「静止」「休眠」といった言葉があります。これは、人間が休息中に意識が落ちることや、火山や音楽活動の休止などの意味を含みます。 ただし英語の表現で休止は、「slumber」よりも「activity stop」や「pause rest」、バンド活動などは「hiatus」の方がよく使われています。slumberと表現するのは、「人がまどろんでいる」という、情緒を含んだ使い方の方がふさわしいでしょう。

スランバーがタイトルに含まれる作品たち

The Beatles「Golden Slumbers」

「ゴールデンスランバーズ」は、ビートルズが1969年発売したアルバム「アビイ・ロード」に収録された楽曲のタイトルです。事実上ビートルズのラストアルバムである事と、ビートルズのアルバムの中でも、このジャケットは特に有名なので、知っている方も多いのではないでしょうか。 このアルバムのB面後半の「ゴールデン・スランバー」~「キャリー・ザット・ウェイト」~「ジ・エンド」という一連の楽曲の流れは、ファンの間でも組曲と言われるほど3曲合わせて一つの曲のように扱われています。実質ユー・ネヴァー・ギヴ・ミー・ユア・マネーから8曲がメドレーですが、特にこの3曲が思い入れ深いファンも多いでしょう。 後にポール・マッカートニーのツアーでも、この3曲はアンコールの定番となっています。2015年の来日公演時も、アンコールのラストを飾っていました。

どんな内容の曲なの?

次のページ:歌詞にふくまれるスランバーとその意味とは?
初回公開日:2018年02月15日

記載されている内容は2018年02月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

関連タグ

アクセスランキング