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「掲載」の意味と使い方の例文|ネット/官報・写真/画像

更新日:2023年11月06日

言葉の意味・例文

普段何気なく使っている「掲載」という言葉にはどういった意味があるのでしょうか。また、似た言葉である「登載」や「記載」との違いはなんでしょうか。今回はこの「掲載」という言葉の正しい意味や使い方、類義語との違いを考察していきます。

掲載される・された

「掲載される・された」は受け身または過去を振り返ったときに使う言葉です。 ・先日撮った写真が掲載される ・自伝が掲載されるのは少し照れくさい ・この記事が掲載されたのは1990年だ といった使い方をします。たった今の出来事ではないので注意してください。

ネット・ホームページ

冒頭でも触れたように、「掲載」という言葉を用いる場面は新聞や雑誌、本に限られたことではありません。ネットの普及が著しい現代ではなおさらです。そのネットの基本であるホームページにおいての「掲載」の使い方について考えていきます。 ホームページとは「閲覧されることを意図とした、企業・個人などのwebページ」を差します。ですのでホームページでの掲載は、それぞれの企業を紹介するものであったり、個人個人が紹介したいと思うような写真やイラスト、日常を書きしるしたブログであったりと、様々であることが考えられます。

官報

「一般国民に知らせる事項を編集して、政府が毎日(行政機関の休日を除く)刊行する国家の広告文書」を官報といいます。1部130円ですが、電子版は無料です。官報での掲載形式や事項・内容は憲法改正や法律など事細かく定められています。

写真・画像

最後に写真や画像の掲載についてです。先ほどから述べているように、ネットの普及が著しい現代ではそのネットに写真や画像を載せている人がとても多いです。そんな中もっとも掲載しやすいのがSNSです。 簡単にコミュニケーションを取ることのできるSNSですが、それを逆手に取る人もいます。誰に、いつ、どこで見られても困ることのない写真や画像を掲載するように心がけましょう。

掲示との意味と違い

最後に類語とその意味、「掲載」との違いについて考えていきます。まずは「掲示」についてです。「人に伝えるべきことを、文書などに書いて人目につくところに掲げ示すこと。またその文書」という意味を持っています。 どちらも不特定多数の人に示す言葉ですが、示す場所が違います。掲載は「本や雑誌、新聞、webなど」ですが、それに対し掲示は掲示板などの「人目につきやすいところ」です。 ・合格者の受験番号が掲示された ・授業の教室変更などを掲示する といった使い方をします。

登載との意味と違い

「登載」は「文章にして、新聞や雑誌などにのせること」という意味です。新聞や雑誌に載せるという点では「掲載」と同じ意味です。違う点は、写真や画像を載せることをも含む掲載に対して、登載は文章に限られているというところでしょうか。 同音の「搭載」は「積み込む」というまったく違う意味を持っていますので、変換や記入する際に間違えないように気を付けましょう。

記載との意味と違い

「ある事を書類・書物などに書いて記すこと」という意味を持っている「記載」。「掲載」との違いは、新聞や雑誌に載せることではないということです。第三者に見せるためではなく、あくまで残すために書き記す自分自身の動作のみをさすといっても過言ではありません。 さらに「記載」は文章を、「掲載」は文章のみならず写真や画像をも差すので、こういった点でも違いがあると考えられます。 ・説明書にすべて記載されている ・必要書類が記載された用紙をよく読む などの使い方をします。

「掲載」とは文章などをメディアに載せることだった!

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初回公開日:2018年02月06日

記載されている内容は2018年02月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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