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ロイヤルの意味・ロワイヤルとの違い・ロイヤルが名前に付く物

更新日:2024年07月17日

言葉の意味・例文

「ロイヤル」は、いろんなところで使用されていますよね。高級な印象と結び付く言葉ですが、正しい意味を知っていますか。「ロワイヤル」とはよく混合されますが、日本においては似ているが違う言葉の扱いをされることが多いです。「ロイヤル」の意味を知っておきましょう。

「ロイヤル」の意味は?

「ロイヤル」の言葉は、日本でも至る所で使用されています。外国の言葉であることは何となく察している人が多いと考えられますが、どのような意味を持つのかをご存知ですか。 何かと高級そうなものの名称として用いられることが多い言葉ですので、「高級」の意味だと思われていることも珍しくはありませんが、本来の意味はそれではありません。それでは、日本でもよく見聞きする「ロイヤル」の意味をご紹介していきます。

王の

まず、「ロイヤル」の基本的な意味は「王の」です。この意味では「王(または国王)」そのものを表すこともあれば、「王立の」といったように「王が治めるものとしての」という意味を表すこともあります。「王立の」の意味では似た表現として、「王権下にある」や「国王による保護がある」あるいは「国王から出た」といった意味も存在します。

王室の

「王の」の意味とほぼ同じとも言えますが、これは「王室の人」や「王室ご用達の物」を表す時に使用されることが多い意味です。「王」そのものや「王」が治める・管理する・保護するものを表すと言うより、その国の「王」の立場に近しい人たち(主に親族)を表す時の意味になります。 「物」では「ロイヤル◯◯(物の名前が入る)」とした場合、「王室の人が食べた・好んだ・選んだ」の意味合いが込められます。「王の」の意味にした場合は、「王の◯◯(食べ物などの言葉を入れる)」といった解釈になります。日本は王政国家ではないため、物の名称として「ロイヤル」の語を使う場合は、「王の」と「王室の」の区別はあまりされないこともあります。

高貴な

「高貴な」の意味は、「王の・王室の」といった「気高い」人たちの様子から連想されたと考えられます。日本語としてはこの意味で用いられていることが多く、「高貴な(感じを思わせる)」の意味を込めて商品の名称に「ロイヤル」の言葉が用いられたりします。

王者らしい

「王者」と「王」の違いから触れていきますが、基本的には「王なる者」として同義です。しかしながら、「王者」には「同類の中でも実力がある」の意味もあります。つまり、実際に「王様」ではない人に対しても「同類の中でも実力がある」と思われれば「王者」と呼ぶことができるということです。 「ロイヤル」の意味では「〜らしい」と付いていますが、これには「それに相応しい」の意味があります。同類の中でも実力があるの意味とした「王者」と組み合わせると、「王者と呼べるほどの人になれるだ」や「王者と呼ばれることに合った人だ」の意味合いが込められます。 「王者らしい」に近しい意味としては、「王に相応しい」があります。これら2つの意味合いは異なりますが、「ロイヤル」=「王あるいは王者に相応しい」の意味で使うこともできます。

「ロイヤル」と「ロワイヤル」の意味に違いはある?

「ロイヤル」と「ロワイヤル」は、同じ要素を持ちます。そのために混合されることも多くありますが、言葉としての扱いには違いがあります。では、どう違うのかを確認しておきましょう。

ロイヤル

「ロイヤル」のスペルは「royal」で、この言葉は「英語」になります。語源は「王者らしい・帝王に相応しい・堂々たる・荘麗」の意味を持つ「REGAL」と同じラテン語で、そのラテン語は「王の」を意味する「regalis」だと言われています。すなわち、「ロイヤル」の語源は「王の」を意味するラテン語ということです。

ロワイヤル

「ロワイヤル」のスペルは「royale」で、この言葉は「フランス語」になります。意味は「王室の」や「王の」などで、「ロイヤル」と同様の語源を持ちます。

歴史を辿り違いを考える

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初回公開日:2018年01月14日

記載されている内容は2018年01月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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