IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

ロイヤルの意味・ロワイヤルとの違い・ロイヤルが名前に付く物

社会人常識

「ロイヤル」は、いろんなところで使用されていますよね。高級な印象と結び付く言葉ですが、正しい意味を知っていますか。「ロワイヤル」とはよく混合されますが、日本においては似ているが違う言葉の扱いをされることが多いです。「ロイヤル」の意味を知っておきましょう。

更新日時:

「ロイヤル」の意味は?

ロイヤルの意味・ロワイヤルとの違い・ロイヤルが名前に付く物

「ロイヤル」の言葉は、日本でも至る所で使用されています。外国の言葉であることは何となく察している人が多いと考えられますが、どのような意味を持つのかをご存知ですか。 何かと高級そうなものの名称として用いられることが多い言葉ですので、「高級」の意味だと思われていることも珍しくはありませんが、本来の意味はそれではありません。それでは、日本でもよく見聞きする「ロイヤル」の意味をご紹介していきます。

王の

まず、「ロイヤル」の基本的な意味は「王の」です。この意味では「王(または国王)」そのものを表すこともあれば、「王立の」といったように「王が治めるものとしての」という意味を表すこともあります。「王立の」の意味では似た表現として、「王権下にある」や「国王による保護がある」あるいは「国王から出た」といった意味も存在します。

王室の

「王の」の意味とほぼ同じとも言えますが、これは「王室の人」や「王室ご用達の物」を表す時に使用されることが多い意味です。「王」そのものや「王」が治める・管理する・保護するものを表すと言うより、その国の「王」の立場に近しい人たち(主に親族)を表す時の意味になります。 「物」では「ロイヤル◯◯(物の名前が入る)」とした場合、「王室の人が食べた・好んだ・選んだ」の意味合いが込められます。「王の」の意味にした場合は、「王の◯◯(食べ物などの言葉を入れる)」といった解釈になります。日本は王政国家ではないため、物の名称として「ロイヤル」の語を使う場合は、「王の」と「王室の」の区別はあまりされないこともあります。

高貴な

「高貴な」の意味は、「王の・王室の」といった「気高い」人たちの様子から連想されたと考えられます。日本語としてはこの意味で用いられていることが多く、「高貴な(感じを思わせる)」の意味を込めて商品の名称に「ロイヤル」の言葉が用いられたりします。

王者らしい

「王者」と「王」の違いから触れていきますが、基本的には「王なる者」として同義です。しかしながら、「王者」には「同類の中で最も実力がある」の意味もあります。つまり、実際に「王様」ではない人に対しても「同類の中で最も実力がある」と思われれば「王者」と呼ぶことができるということです。 「ロイヤル」の意味では「〜らしい」と付いていますが、これには「それに相応しい」の意味があります。同類の中で最も実力があるの意味とした「王者」と組み合わせると、「王者と呼べるほどの人になれるだ」や「王者と呼ばれることに合った人だ」の意味合いが込められます。 「王者らしい」に近しい意味としては、「王に相応しい」があります。これら2つの意味合いは異なりますが、「ロイヤル」=「王あるいは王者に相応しい」の意味で使うこともできます。

「ロイヤル」と「ロワイヤル」の意味に違いはある?

ロイヤルの意味・ロワイヤルとの違い・ロイヤルが名前に付く物

「ロイヤル」と「ロワイヤル」は、同じ要素を持ちます。そのために混合されることも多くありますが、言葉としての扱いには違いがあります。では、どう違うのかを確認しておきましょう。

ロイヤル

「ロイヤル」のスペルは「royal」で、この言葉は「英語」になります。語源は「王者らしい・帝王に相応しい・堂々たる・荘麗」の意味を持つ「REGAL」と同じラテン語で、そのラテン語は「王の」を意味する「regalis」だと言われています。すなわち、「ロイヤル」の語源は「王の」を意味するラテン語ということです。

ロワイヤル

「ロワイヤル」のスペルは「royale」で、この言葉は「フランス語」になります。意味は「王室の」や「王の」などで、「ロイヤル」と同様の語源を持ちます。

歴史を辿り違いを考える

ロイヤルの意味・ロワイヤルとの違い・ロイヤルが名前に付く物

ラテン語はロマンス諸語のもとになっている言語と言われており、このロイヤル諸語には「フランス語」も含まれています。英語は「ラテン語・イタリア語・フランス語」など多言語を語源としているため、歴史を踏まえると、「ラテン語」から「フランス語(ロワイヤル)」になった後に「英語(ロイヤル)」になったと考えられます。 したがって、「ロワイヤル」の方が「ロイヤル」よりも先に存在していたことになりますが、厳密には不明な点もあります。「ロワイヤル」と「ロイヤル」の明確な違いは、言語の種類でしょう。意味は同じですが、「ロワイヤル」は「フランス語」で「ロイヤル」は「英語」とされます。また、使い方に関しては「ロワイヤル」の方が使用範囲が広い印象です。

ロワイヤルの用例

「バトルロワイヤル」という言葉は、日本でもよく知られています。プロレスでは「バトルロイヤル」と言いますが、ゲームなど多くの作品においては「バトルロワイヤル」の言葉が用いられます。 直訳すると「王の(王家の)戦い合い」となりますが、そういった意味ではなく、「王の(王家の)」=「大掛かりな(大勢の)」の意味で「バトル」と組み合わせています。要は、「大勢で(生き残りをかけ)戦い合う」ことを言います。 他には、フランス領土のギアナにある「ロワイヤル島」や、卵豆腐のようなスープの浮き実(スープに浮かせる食べられる飾りのようなもの)「ロワイヤル」などがあります。浮き実としては、トマトなど色のある食べ物で色付けされることもあるそうです。

「ロイヤル」が使用されている物には何がある?

ロイヤルの意味・ロワイヤルとの違い・ロイヤルが名前に付く物

「ロイヤル」の言葉を名前に使用している物は、いくつかあります。日本では、「ロイヤルミルクティー」や「ロイヤルルーム」などの名前・使い方がよく知られています。 名前の意味には言葉としての意味を含めているため、特におかしなことはありませんが、日本においては「王の」の意味は「風の」であり、「高貴」の意味では「のような(を意識した)」の意味が込められることが多いです。それでは、「ロイヤル」を使った名称の物について見ていきましょう。

ロイヤルミルクティー

「ロイヤルミルクティー」はミルクティーの1種ですが、意味は「イギリス王朝風ミルクティー」と言われています。しかしながら、これは和製英語なので、日本語に通じている人にしか通用しません。日本国外の英語圏に通じる名称は、「シチュードティー」です。 日本で「ロイヤルミルクティー」の言葉が広く使われるようになった由来は、リプトンが販売したロイヤルシリーズにあります。1965年に販売開始されたロイヤルシリーズで、世代を問わず知っている商品名称および和製英語と言えます。 ロイヤルミルクティーを作る時には、牛乳で茶葉を直接的に煮出します。通常(単なるミルクティー)では煮出した紅茶に牛乳を入れて作るため、ロイヤルミルクティーと通常のミルクティーにある風味の違いは作り方にあります。ただ、沸騰した牛乳はタンパク質の影響で茶葉の抽出を邪魔するため、実際に作られる時には工夫が施されます。

ロイヤルサルーン

「ロイヤルサルーン」は、セダン(車の形状の種類の一)の1種です。「サルーン」の意味は「客室・大広間」で、「ロイヤル」の意味と組み合わせた場合「王室の大広間」などの意味になりますが、セダンの種類としては、簡単に言えば「高級志向のセダン」のことを表す言葉になります。

ロイヤルハイネス

ロイヤルの意味・ロワイヤルとの違い・ロイヤルが名前に付く物

「ロイヤルハイネス」のスペルは「Royal Highness」で、国王に近しい人たちの敬称として用いられる言葉です。「Her Royal Highness」は、国王・王女の娘や、国王の息子の娘に対する敬称になります。「His Royal Highness」であれば、国王・王女の息子や、国王の息子の息子に対する敬称になります。

インペリアルロイヤルホテル

「インペリアルロイヤルホテル」は、ウガンダのカンパラという地域にある、高級感漂う立派なホテルです。「インペリアル」の意味は「帝国の・皇帝の・威厳ある・最上級の」などであり、「ロイヤル」が「王の・王国の・王室の・高貴な」などの意味なので、「帝国を治める王」と「王国を治める王」の意味を組み合わせた「最上級の高貴なホテル」ということでしょう。 ウガンダは自然が豊かな地域で、カンパラには歴史を感じさせる名所から、旅行として楽しめる場所までありますので、ウガンダやウガンダにあるカンパラに用がある時・旅行時には「インペリアルロイヤルホテル」を宿泊場所とする検討をしてみてはいかがでしょうか。安いホテルではありませんが、それなりの良い空間と対応があることでしょう。

クリス・ブラウンの楽曲「ロイヤル」の意味とは?

アメリカの歌手クリス・ブラウンさんによる楽曲の中に、「Loyal」という作品があるのですが、「ロイヤル(royal)」とはスペルが違います。これは「ロイアル」と読み、意味は「義理堅い」とありますが、「loyer」を調べると「フランス語」で「家賃」などの意味が出てきます。 歌詞的については簡単に言えば、お金のない男性と、そのお金に手をかける軽い女性、そして歌詞の主体的存在となっている男性がいます。性的関係やブランド品などに目が眩んでいる女性を、義理がない女性と歌っているようですが、この登場人物たちの関係性は複雑な感じにも読み取れます。

ゲーム「刀剣乱舞の一期一振」がロイヤルと言われる由来とは?

「刀剣乱舞の一期一振」の登場人物である一期は、「ロイヤル」と呼ばれています。一期は「天皇家の宝物」であり、外見が王子様風なので「王室の」や「高貴な」を意味する「ロイヤル」の言葉で呼ばれているそうです。公式のあだ名ではないとされるため、プレイヤーやファンの中で誰かが「ロイヤル」と言い出したと考えられています。

「ロイヤル」を正しい意味で使おう!

ロイヤルの意味・ロワイヤルとの違い・ロイヤルが名前に付く物

「ロイヤル」の意味は「王の・王室の・高貴な・王者らしい」などの意味を持つ言葉で、日本では「ロイヤルミルクティー」の使い方が一般的です。良く似た言葉「ロワイヤル」は語源が同じなので意味も同じ意味ですが、「バトルロワイヤル」など「ロイヤル」とは違った意味合いを込めて使用されることの多い印象があります。 日本では英語を独自の使い方で使用することは、少なくありません。「ロイヤルミルクティー」もそうですが、和製英語・独自の意味で使うこともあります。和製英語はいくつかありますが、「ロイヤル」に関してはそのままの意味で使用されていることが多いです。逆に、「ロワイヤル」の意味は独自の印象が強いです。 和製英語で意味を捉える時には英語の意味とは少し違った考え方が必要になることもありますが、使用する側となった時には正しい意味で使いましょう。

アクセスランキング