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リフレクトの意味・サッカー用語|リフレクションとの違い

更新日:2024年10月13日

言葉の意味・例文

あまり知られていないリフレクトという言葉はさまざまな意味を持っています。どのような意味があるのか、どのような使い方をされるのか紹介します。また、サッカーで使われるリフレクトという意味もご紹介します。また「リフレクト」というタイトルの曲の意味も解説します。

「彼の顔には、どれだけ衝撃を受けているかが示されていた」というような意味の「示す」にリフレクトという言葉を使うことができます。これも、実際ショックを受けた精神状態、心の状態が顔に投影されている、反映されているという意味なので、すでに解説してきた意味と同じことがわかるでしょう。

表す

リフレクトには「表す」という意味があります。これは示すとほぼ同じ意味です。

もたらす

リフレクトには、名誉や不名誉をもたらすという意味があります。例えば、「彼女の浮気は、一族の名に不名誉をもたらした」というようなときに、「もたらす」の意味でリフレクトが使われます。逆に、「彼がオリンピックの出場を決めたことで、特別コーチにも名誉がもたらされた」のような場合にもリフレクトが使われます。

招く

招くというのは、例えば「人を招く」などの意味ではなく、「もたらす」と同様に、名誉や不名誉を招くという意味で使われます。

反省する

リフレクトには「反省する」「内省する」という意味もあります。これは、心のなかで色々な思い、考えが反射してこだましているというイメージでとらえると分かりやすいです。

サッカー用語のリフレクトの意味

サッカー中継を聞いていると、リフレクトしたなどの表現が使われます。どのような意味があるのでしょうか。

リフレクト

例えば、フリーキックを蹴ったときに、前方の壁となっていた相手選手にボールがぶつかってはじかれることがあります。このようなとき、「ボールがリフレクトした」「シュートがリフレクトした」などと表現されます。 リフレクトには反射するという意味があるので、「跳ね返った」という意味を持ちます。イメージとしては、鏡に光があたって反射したときのように、かなり大きな跳ね返りがあったときに使います。 このため、先ほどのフリーキックの例では、ディフェンダーの頭に少し触ったが、あまりコースが変わらずそのままゴールしたというような場合にはリフレクトは使いません。相手選手の体にボールがあたって、蹴った方向と逆とまでは行かなくていいですが、方向がかなり変わった時にリフレクトという言葉が使われます。

リフレクションとの違い

リフレクションはリフレクトの名詞形です。つまり、先ほどの「リフレクトした」という現象を指します。なお、英語の表記は「reflection」です。

ディフレクト

ディフレクトは英語「deflect」のカタカナ語です。「deflect」の意味は、「そらす」「屈折させる」などの意味があります。反射と違って、少し角度が変わるという意味で理解すると、リフレクトとの違いがよく分かります。 このため、先ほどのフリーキックの例で説明した、ディフェンダーの頭に少しかすってからゴールしたというようなケースでは、ディフレクトという言葉が使われることが多いです。厳密にはどれがリフレクトで、どれがディフレクトか定義できませんが、サッカーファンの間では暗黙の了解で区別することができています。

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初回公開日:2018年02月04日

記載されている内容は2018年02月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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