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更新日:2024年10月07日
「そそる」「そそられる」という言葉は、生活の中で時折耳にします。強い意志を持っているこの言葉をテレビなどで使われがちですが、私たちが使う上で、どのような時に適しているのでしょう?「そそる」という言葉の意味を踏まえて紐解いていきましょう。
色には何かとイメージさせる事があります。広く人に共通認識として知れ渡ってるイメージを持つ色だったり、思い出や言葉などに自らが色を重ねて感情を呼び起こすこともあります。意味としてはなかなか使いずらい言葉ですが、決定的な色もありますので、含めて紹介します。 ・韓国料理に多いトウガラシの赤は見ているだけで汗が出るが、食欲をそそる色だ。 ・欲望をそそる色と言えば、やはり金色だろう。お金などの財を想像させる。
ここまでは「そそる」という言葉の意味を見てきましたが、同じような表現で2種類あります。「関心をそそる出来事」「関心をそそられる出来事」この2つの意味は同様に思えますが、間違っているのでしょうか? 結果から言うと、両者とも正しく含まれている意味は一緒です。 ただ、文法の観点から見ると違いがあります。 「関心をそそる出来事」の場合の「そそる」は他動詞です。「関心をそそる」のは「出来事」であり、これが主語の部分になります。意味としては「出来事が関心をそそる」です。 他方、「関心をそそられる出来事」の場合の「そそられる」は受け身だったり、自発の助動詞です。この主語は文章にはなく、隠れて省略されている「私」でありまして、その主語を並べると「私が関心をそそられる出来事」です。 使い方自体に正誤はなく、主語となる言葉が何であるかによります。使う人が意味を考えて使い分ければ、どちらでもかまいません。
「おいしそう」と感じるのは、見た目ももちろんですが、においも大きな役割を果たします。日本人は魚文化でマグロの脂が上品に入っている切り身を見ておいしそうと感じますし、牛肉のきれいな脂の入り方も垂涎の食材です。また、食材が見えなくても、そば屋さんから漂うかつおだしと醤油の香に鼻が喜びます。 やはり「そそる」料理はステーキです。ジューっと音を立てて鉄板の上にこんがりと色づいた牛肉が置かれて、ステーキソースと牛脂が焼けるにおいが立ち込めると、子供ならずともおいしそうと感じます。ナイフで切り分けられた肉塊の断面はサーモンピンクのレアで仕上げられ、そこから滴る肉汁に目がひきつけられます。これこそ食欲がそそる料理です。 食欲がそそるレシピです。
私達が持つ記憶の中に、料理の味や魅力的な異性との想い出、うれしかったりした経験があればこそ、その記憶が目の前にあるキッカケに促されて欲を掻き立てます。「もう一度あの時の経験をしたい」という思いや、「あの時以上の経験ができるのではないか」という期待感が「そそられる」という感情を生みます。 食事でいうなら、「食べたい」だけではなく「どうしても食べたい」という渇望に似た気持ちが「そそる」に近く、内面の素直な気持ちです。生活が変わらない日常になってしまうと、目の前に現れるキッカケは多くないですが、テレビなどで刺激を受けて、その料理を食べたいと思い、実現に向けて動くことが、日々の活力になります。 手に届く目標をたてて、それを達成できた時はうれしいです。「そそる」「そそられる」感情を大切にして、次の一歩を踏み出してみるといいでしょう。
記載されている内容は2018年02月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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