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「論じる」の意味と使い方・上手に論じる方法|レポート/書き方

更新日:2024年04月14日

言葉の意味・例文

皆さんこんにちは、今回は「論じるの意味と使い方・上手に論じる方法」と題して、「論じる」という言葉の意味や用例を、さまざまな観点からご紹介します。大学や就職試験などで課される論文を書く際にも必要な情報をご紹介しますので、どうぞ「お役立ち情報」にしてください。

「論じる」の英語表現とその意味

「論じる・論ずる」という言葉の意味を持つ英単語も実に多くあります。一般的に使用される表現と、少し堅い表現(マイナーな表現)になる場合がありますので、場合に応じて適当な表現を会得して下さい。 〈「論じる」の英語表現とその意味〉 ・Their needs are to discussion. 「彼らに必要なのは論じることです。」 ・To argue brings happiness to the country. 「論じ合うことは、国に平和をもたらせます。」 ・They was debating to get solution. 「彼らは解決を得るために論じていた。」 これだけの表現を見ても「論じる・論ずる」という1つの表現に、3つの別の英単語が使われています。英語も日本語と同じで類義語が存在します。

論じるときの書き出しのポイント

「論文の上手い書き方」のところで先述しましたが、論文やレポートを書く際には、最初に「結論」を立てておき、その結論に向けて論述を進めていく方法がベターです。そのため論文の書き方にしても、まず結論部分をはっきりと明示させておく書き方が最適になります。 〈論文のよい書き出し〉 ・この問題について「○○であろう」と結論しています。 ・この国の経済利益は、今年をもって衰退していくでしょう。 ・○○著『白衣の天使』の主張は、「○○○○」です。 このように最初に結論を述べておき、その結論への説明と補強(補足)をするつもりで論文を仕上げていく方法がよいでしょう。

論じるテスト問題の答え方のコツ(1)

「論じるテスト問題」と聞いてもピンとこないかも知れませんが、いわゆる記述問題のことで、この記述問題も近年から多く受験などで出題されています。 この記述形式の問題への効果的な解答の方法としても、先述の論文での書き方と同じく、「その記述で何を言いたいか」ということを明確にしておくことです。そして次に大事なことは「余計な脚色をしないこと」です。 たとえば、1つの課題に対する解答が「○○です」という内容を掲げられた場合、その「○○です」という解答に余計な脚色や言葉を追記せず、そのまま「○○です」と書いて下さい。これがまず「結論を先に書く」という作業になります。 そしてその「○○です」という結論を述べる際に、最低不可欠の説明だけをするようにして下さい。特に受験などの出題では字数制限があるので、必要なことだけを書くスキルを会得して下さい。

「論じる」の英語表現とその意味(2)

記述式の問題に解答する際に、先述に加えもう1つ大事なことは「その設題が何を問うてきているか」をしっかり把握しておくことです。問題・設題の半分までを読んだだけで「あ、この問題わかる」と焦って解答し始め、結局「問われていること」と全く違う解答をしてしまうことがよくあります。 せっかく答えられる問題でも、そのケアレスミスで0点になってしまう場合も非常に多いので、そのようなもったいない結果にならないよう注意が必要です。 そのためにも、必ず記述式の問題でも「何を聞かれているか」をきちんと把握しておき、その問題の全文を読んでから解答に取り組む姿勢を身につけて下さい。

論じるときの効果的な方法

論文やレポートではあらかじめ「論じるときの型(論じるべき項目)」が決まっており、その型・項目のとおりに書いていけば自然に論文・レポートが仕上がっています。 先にご紹介しました「序論」、「本論」、「本論を補足するための事例」、「結論」がこの型・項目となりこれらの項目にしたがって論述していけば必ず論文・レポートは簡単に仕上がります。 これまでにご紹介しました「論文の書き方」に習う形で、この「論文・レポートを自動的に仕上げてくれる型」を利用し、さらにオリジナルの視点やテーマを加味した魅力的な論文・レポートを仕上げてみて下さい。

論じる際にしてはいけないNG

まず論文やレポートは「説明文」や「報告書」を意味する内容なので、「立派な論文・レポートを仕上げてやろう」と意気込まないことが大切です。論じるときの基本的な姿勢になりますが、「論じる」ということは飽くまで「相手に説明して、その内容を納得させること」を目的にするので、「立派に論じる必要」は一切ありません。 「論じること」の原点をもう1度見直してみて、「論じること・説明すること」に何が必要かを問いながら論じることが大切です。 そして論じる際の書き方ですが、必ず「断定の形」を取ることが効果的です。そのため「断定できない内容」や「論じつくせない課題やテーマ」を立てることはせず、必ず「自分が論じることができる」と確信するテーマを立てて論じるようにして下さい。

「論じること」に必要な学習をしましょう

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初回公開日:2018年01月15日

記載されている内容は2018年01月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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