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「担保する」の意味と使い方・類語・同義語・言い換え・例文

更新日:2023年12月18日

言葉の意味・例文

担保とは日常生活の会話においてはあまり使うことのない言葉ではありますが、契約を取り交わす時には頻繁に使われる言葉です。その意味はよくよく理解しないと分かりにくいところがありますが、軽い気持ちで担保してはいけないと言うことを理解しておくことが重要です。

同義語とはほぼ同じ意味を示すものとなるのですが、担保するの同義語は、抵当を確保するという言葉が限りになく近い意味として使われます。また、裏付けすると言った言葉も同義語として使われるケースもあります。

「担保する」と「確保する」の違い

担保すると似たような言葉に確保するという言葉がありますが、うまく使い分けられていますか。担保すると確保するは似ていますが使い方は違います。 担保すると言った場合は、債務や約束事などが将来履行されないかもしれない場合を想定して、債務者や義務者から物や事を提供されるということに対して使うのですが、確保するの場合は、確実に手に入れることや、その物や事を失わないようにしっかりと保つ事を意味します。

「担保する」を使った例文

担保をするという意味が理解できてきたところで、次は担保するにはどのような使い方があるのか具体的に見ていきましょう。 耳にすることが多い使い方としては、「土地を担保にする」です。これは住宅ローンを契約する時に、ローン返済が回収できないかもしれないという将来の不利益に対して保証しておくことを示しています。

「担保する」と「保証する」の違い

担保すると保証するといった言葉も非常に似たような意味を持っています。この2つについても、意外と使い分けができていないこともあります。担保すると保証するの違いについては、担保するとは、一般的には約束が履行されなかった場合に相手に取り上げられてしまう物です。 それに対して保証するとは、約束が履行されなかった時に保証した人が本人に代わってその約束を果たしたり、お詫びとしてのなにかをしなければならない事を意味します。担保するとは物や事を指し、保証するはその行為を指すと考えます。

「担保する」の言い換え

担保するを他の言葉に言い換える場合には、担保するの使い方によっていくつかの種類に分けられます。まず、義務を履行しない場合に債権者が要求する事ができる資産を担保としている場合は、裏付ける、引き当てる、確保する、保証するなどが用いられます。 財政上の破綻に対して担保するといった場合には、保証する、保障するなどが使用されます。借金などの保証に当てるために担保するといった場合には、かたとする、抵当とする、質とするという言い換えも当てはまります。

「担保する」の国語辞典での意味

たん‐ぽ【担保】 の解説 [名](スル) 1 将来生じるかもしれない不利益に対して、それを補うことを保証すること、または保証するもの。抵当。「土地を―に入れる」 2 債務者が債務を履行しない場合に備えて債権者に提供され、債権の弁済を確保する手段となるもの。物的担保と人的担保とがある。 3 (特に、物品などの形 (かた) を取らないで)その事を保証するもの。「消費者保護実現の―はない」「法律によって―する」 類語 抵当(ていとう) 質(しち)

「担保する」の法律上での意味

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初回公開日:2018年02月05日

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