平米をm2への換算方法・出し方と計算方法・ツボへの換算方法

「世界共通の長さの単位を」と考え出されたmですが、長さだけでなく面積そのものを表す単位もご紹介します。1a（アール）は100m2の正方形の面積で1辺の長さが10m、1ha（ヘクタール）は10,000m2の正方形の面積で、1辺の長さが100mです。イギリスとアメリカでは（それぞれ誤差あり）エーカー（acre）などがあります。

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メートル＝m＝米であることはご理解頂けたでしょう。しかし、「平方」とmについている「2」というのはどういう意味なのでしょうか。 平方とはある同じ数を2回かけたことで、数学に出てくる二乗や自乗と同じ意味です。ある長さを一辺とした正方形の面積を表しています。例えば、一辺が10メートル（10m）の正方形であれば（正方形の面積の出し方は一辺×一辺）、100平米もしくは100m2ということです。 平米とm2は漢字表記と国際表記の違いがありますが、先ほどもお話ししたように平方メートルという広さの概念を表すので二つは同じ広さです。表記は国内外で違っていても正方形の面積を表す単位であることは同じです。

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それでは物件の間取り図や見取り図に出てくる平米・m2はどれぐらいの広さなのか、具体的に考えていきましょう。床が正方形の物件は多くないので、実際の賃貸では縦×横の面積を出すことを指します。 例えば一人暮らしのワンルームで20（20〜25が平均とされる）平米・m2と表記の場合、異形の部屋でない限り、縦5メートル（m）×横4メートル（m）の部屋ということになります。その中にはキッチンや浴室、トイレなどの面積も含まれていますので、実際の住居部分は少し狭まります。 不動産屋の物件情報の中には「専有面積○平米・m2（バルコニーなどは含まれない）」という表記があったり、明確に書かれていない場合もあるので、気になる方は直接問い合わせると失敗しないでしょう。

物件情報には面積の広さを表す単位が一度にたくさん載っています。「平米・m2」の他にも「坪」や「畳（帖）」という表記もあり、見慣れない方は混同してしまうのではないでしょうか。最後に平米・m2をそれらに置き換える方法もご紹介しましょう。 まずは土地を購入する方なら特に気になるのが「坪」という面積の表記です。1坪というのは約3.3m2（平米）のことで、戸建の延べ床面積（家の1階や2階の床面積の合計）の平均は35坪と言われています。35坪とは約115.7m2(平米）となり、間取りによっては広いリビングを設けることができます。

1畳は基本の09.1m×1.82m=約1.65m2（地域差あり）のことで、先ほどの戸建の35坪の例で言うと約69.8畳になります。建物の種類や壁の厚さによっても変わりますので、空間の印象が違って見えるでしょう。 また先述した一人暮らしの部屋の広さである20平米・m2の場合は、平米数（m2）÷1.65m2をすればいいので約12畳になります。専有面積である平米・m2を元に計算しているので水回りは含まれておらず、実際にはもっと狭いと考えるのが良いでしょう。

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いかがでしたでしょうか。今回は「平米」と「m2」の読み方と意味、それらの違いと計算・換算方法についてご紹介しました。混同してしまいがちな面積の単位を整理できたでしょうか。 賃貸契約や土地を購入するにあたって、「実際には狭く感じた」「具体的な広さがわかりづらい」という悩みを解決するきっかけになったでしょう。 また、広い物件を重要視して賃貸を契約する場合は専有面積を意識しましょう。部屋数があっても建物が占める面積を確認しておかなければなりません。あなたの生活スタイルに合わせて、どれくらい必要なのかを把握しておくと良いでしょう。