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アクセントの意味と用例|音楽/発音/ファッション/料理・記号

言葉の意味

「アクセント」とは、どのような意味を持つのか。「アクセント」は音楽だけで使われるものではありません。言語学・ファッション・料理においても「アクセント」は使われます。それぞれの場面でのアクセントは、どのような意味なのか。その使い方について例を挙げて説明します。

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アクセントの意味とは?

「アクセント」には、言語学においての「アクセント」と「音の強弱」「音の高低」においての「アクセント」の意味があります。言語学においての「アクセント」とは、単語や前後の単語が結びついた時に、習慣として一定している音の高低を意味しています。また、音楽の上での「アクセント」とは、音の強弱の付き方を意味しています。

音楽用語のアクセントの意味

音楽用語の「アクセント」には、「その音を特に強く」「その音を強調する」と言う意味があります。しかし、「その音を特に強く」と言う意味を持つ記号は、一つではありません。アクセント記号には「>」「 ∧ 」「∨」があります。しかし、「その音を特に強く」と言う意味を持つ音楽用語は、他にも「スフォルツァンド(sfz)」があります。

楽譜のアクセント記号が付けられた音符を特に強調する?

音符の上もしくは下に、「アクセント記号」が付いていたら、その音を特に強調して演奏する、と言うのが、音楽上のアクセントの意味です。しかし、「特に強調する」からと言って、アクセント記号が付けられた音を、とにかく「強く弾く」とは、限りません。 「強く」の意味も、一つではないからです。ただ強く演奏していると、石を投げたような音になり兼ねません。では、「特に強調する」とは、どんな意味を持つのでしょうか?

>と言う記号の意味

このアクセント記号が、一番多く使われています。一般的に、音楽上でアクセントと言えば、この記号を思い浮かべる人が多いでしょう。「その音を特に強く」ですが、音の流れの前後関係を見る必要があります。強すぎると、音楽的ではなくなりますので、注意が必要です。 「強く」と言うより「強調する」と言う意味で捉えると、「その音を大事に、丁寧に」と考えた方が相応しい場合もあります。

∧と言う記号の意味

このアクセント記号は、「>」よりも強い、鋭いと言う意味を持っています。短い音符に付けられている場合は、スタッカート(短く切る)とアクセント(>)を合わせたような弾き方になります。

∨と言う記号の意味

このアクセント記号は、上の「∧」と同じ意味です。違いは、音符の上に付けるか下に付けるかで、向きが変わります。

吹奏楽においてのアクセントとは?

吹奏楽においての「アクセント」も、その音を強調するという意味です。実際にどのようにアクセントを付けるのか? 管楽器の場合は、息を吹くスピード或いはタンギングするスピードを速くすると、アタックが強くなります。打楽器の場合は、マレットを振るスピードを速くします。 管楽器でも打楽器でも、スピードを速くするのがポイントですが、あくまで「その音がキツくならない」よう、つまり、やり過ぎないようにする事が大事です。そのためには、自分が出す音を、自分の耳でよく聴く事が肝心です。

発音のアクセントの意味とは?

話し方の調子について

発音においてのアクセントとは、単語またはその文章の中で、どこにストレスを置くか?どこを強調するか?と言う事を意味します。イントネーションと混同されがちですが、イントネーションは感情を表現する上での「抑揚」を意味しています。 話し方の調子は、その時の気持ち・感情で変わります。この点、私たちは普段、あまり意識しないで話しています。でも、例えば何かを食べた時に「これ、おいしいね」と言うのでも、どんな料理か?素材や味付けは何か?誰とどこで食べたのか?と言う事によっても、その言い方の調子は、ずいぶん変わるでしょう。

語調とは?

語調とは、話す時の言葉の調子を意味しています。「激しい語調で非難する」「柔らかい語調だった」などと使います。

イントネーションとは?

「イントネーション」とは、「アクセント」と同義語のようですが、アクセントがどこにストレスを置くか?(どこを強調するか?)を意味するのに対し、イントネーションは、感情を表現する上での「抑揚」、話し方の調子を意味します。「音調」とも言います。

アクセントの位置によって単語の意味が変わる?

アクセントの位置によって、意味が変わる単語はたくさんあります。例えば「橋」と「箸」、「白」と「城」、「雨」と「飴」、「炭」と「隅」「墨」、「柿」と「牡蠣」、「春」と「張る」のように。これは日本語だけではありません。 例えば広東語では、「牛肉」と「狗肉」をカタカナで書くと「ガウヨッ」で同じです。「日」と「一」も同じ「ヤッ」ですが、そのアクセント(発音の高さ)で、どちらを表すかが変わります。

アクセント辞典がある?

NHK日本語発音アクセント新辞典
NHK日本語発音アクセント新辞典

日本語の、教育用のアクセント辞典があります。主にアナウンサーや声優のトレーニングには必携です。

日本語のアクセントの特徴

日本語のアクセントの特徴は、音の高低にあります。アクセントが、どこに付くか?どこで下がるか?によってパターンが分かれます。「起伏式」と「平板式」に分けられますが、起伏式も「頭高型」「中高型」「尾高型」に分かれます。 例えば「富士山」は、「ふ」の音が高いので「頭高型」です。「色紙」は「いろがみ」の中の「ろが」の音が高いので「中高型」、「妹」や「弟」はそれぞれ、「いもうと」の「もうと」が、「おとうと」の「とうと」が高くなるので、「尾高型」です。「平板式」は、単語の頭の音にアクセントが置かれるものを意味します。

英語のアクセントの特徴

英語のアクセントの特徴は、日本語のアクセントと同じように、音の高低にあります。英語のアクセントは、音節に分けて捉えるのが特徴です。音節は、母音ごとに分けられます。1音節に付き1母音です。例えば「accent」は「ac」「cent」に分けられます。「permit」は「per」「mit」に、「important」は「im」「por」「tant」と分けます。

フランス語のアクセントの特徴

フランス語の発音の特徴は、日本語のように全ての母音をはっきり発音する事です。一つの単語が幾つかの音節に分けられる場合は、最後の音節の母音にアクセントが置かれます。

ロシア語のアクセントの特徴

ロシア語のアクセントは、日本語や英語のような音の高低ではなく、「強弱」でアクセントが付くのが特徴です。ロシア語では、二つ以上母音がある場合は、どこか一つ、長く強く発音する所があります。

スペイン語のアクセントの特徴

スペイン語は、単語の最後の音が「母音」か「s」か「n」で終わっているか否かに、特徴があります。 「母音, s, n」で終わっている単語の場合は、最後から2番目の音節にアクセントが置かれます。「s, n」以外の子音で終わる単語の場合は、最後の音節にアクセントが置かれます。また、アクセント記号(á、é、ó)が付いている単語の場合は、アクセントが付いている音節にアクセントが付きます。

全体を引き締めるため強調したり目立たせたりするという意味のアクセントの例

ファッションや料理では、全体を引き締めるため・強調するため・目立たせるために、アクセントを付ける事があります。

ファッションのアクセントとは?

例えば、シンプルな型の服を着る時に、ベルトやスカーフ、アクセサリーに、はっきりした色使いの物や大きな物を合わせる事を、「アクセントを付ける」と言います。シンプルな色合いの中に、ヴィヴィッドな色の小物を合わせるのは、まさに「花を添える」ようで際立ちます。 装いに限らず、化粧でも、目を強調したり、口紅の色(発色)にこだわる事も、アクセントを利かせ、メリハリのある表情になります。

料理においてのアクセントとは?

料理でも「アクセント」と言う言葉は、よく使います。料理においての「アクセント」とは、何かの材料や調味料を加えることで、味が引き立つ・味が引き締まると言う意味です。柚子胡椒やナッツ・紅生姜がアクセントになるレシピを以下にご紹介します。

柚子胡椒がアクセント♪白菜とツナの海苔和え

白菜とツナを海苔で合える簡単なレシピですが、そこに柚子胡椒をかける事で、味が引き締まるアクセント役を果たしています。

ナッツと紅生姜がアクセント♪朝ベジ・オクラ納豆

炊きたての白米に納豆とお味噌汁、日本人として最高の朝ごはんです。その納豆に、刻んだオクラに納豆と紅生姜を合わせるだけ。いつもと一味違う、アクセントの効いた新鮮な美味しさを手軽にお届けします。

アクセントの意味とは

アクセントの意味とは

アクセントと言う言葉は、音楽用語であり、また単語の発音の高低や強調を表すものであり、またファッションや料理において、引き締めたり強調させるために使います。総じて「強調する」と言う意味を持ちますが、「花を添える」と言うニュアンスも併せ持ちます。

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