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伺わせて頂きます・伺わせてくださいをビジネスで正しく使う

初回公開日:2017年12月27日

更新日:2020年02月28日

記載されている内容は2017年12月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

ビジネスマナー

「伺います」という表現を使いながら3つの考えを表現できる、ということをご存知だったでしょうか。ぜひ、この記事から「伺います」のビジネスの場面でも役立つ正確な使い方を学ぶことにしましょう。すぐに役立つ表現を見つけることができるはずです。

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「伺わせていただきます」は間違いか

「伺わせていただきます」という言葉を使ったことがありますか。「伺わせていただきます」という敬語表現は、間違いなのでしょうか。 ビジネスシーンにおいて、敬語を使う意識の高い方も多いことでしょう。しかし、敬語表現を盛り込めば、正しいというものではありません。自分の使っている表現が正しい敬語なのかどうか、今一度考えてみましょう。 この記事では、「伺わせていただきます」を例に挙げて考えていきます。

「伺わせていただきます」は二重敬語なのでNG

結論から言うと「伺わせていただきます」という表現は間違いです。なぜなら、この表現には二重敬語が使われているからです。 二重敬語とは、一つのフレーズに、2つ以上の敬語を含んでしまう表現のことをいいます。丁寧にしようとする意識から犯してしまいがちな誤りですが、相手に対し失礼になるので気をつけましょう。 例として、「おっしゃられていました」には「おっしゃる」と「~される」という2つの敬語が含まれています。

「伺わさせていただきます」もNG

「伺う」は「行く」「聞く」「尋ねる」という言葉の謙譲語です。「~させていただきます」も「~させてもらう」の謙譲語です。 つまり、「伺わさせていただきます」という言葉は、一つのフレーズに、2つ以上の敬語を含んでいるため、二重敬語になり、敬語表現としては間違いです。 この場合は、「伺います」という表現を使いましょう。この表現にも、深い敬意が含まれており、目上の人に対しても使うことのできるフレーズです。

「〜させていただく」は多用しないこと

敬語を使おうと意識すると、色々な言葉に敬語をつけたくなってしまいます。まずはこの機会に、「~させていただく」という敬語表現は多用しないように心がけましょう。 「~させていただく」を使うと、「伺わせていただきます」のように、二重敬語になりがちです。敬語を重ねたからといって、敬意が増すわけではありません。むしろ、回りくどい印象を与えてしまったり、伝えたいことが伝わりにくくなってしまうこともあります。

「伺わせていただきます」ではない表現を使おう

目上の人に対して、「行く」「聞く」「尋ねる」といった言葉を伝えたいとき、「伺う」という謙譲語の敬語を使います。先程も述べたように、「伺う」という敬語を使うとき、「~させていただく」は使わないように心がけましょう。 「伺わせていただきます」ではなく、「伺います」「お伺いします」という言葉を使った例文を紹介していきます。ご自分がビジネスシーンで使うイメージを持ちながら、正しい敬語を確認していきましょう。

「伺います」を使う

「伺います」を使った例文を紹介していきます。「伺う」は「行く」「聞く」「尋ねる」などの敬語表現になるので、ビジネスシーンにおいても耳にする機会が多いことでしょう。 「伺わせていただきます」に比べてもシンプルで、わかりやすい表現です。例文を確認して、応用できるようにしておきましょう。それでは早速見ていきましょう。

「伺います」の例文1

例文:3時に御社へ伺います ここでの「伺います」は「行きます」の謙譲語を表しています。「3時にあなたの会社に行きます」ということを、敬語表現を使って伝えています。 「伺う」という敬語が使われていること、「伺わせていただきます」のような二重敬語になっていないこと、シンプルで伝わりやすい表現であることなどから、この文章は正しく適切であるといえます。相手への敬意を込めて文章を組み立てるようにしましょう。

「伺います」の例文2

例文:社長に伺います、この問題についてどうお考えですか ここでの「伺います」は「聞きます」の謙譲語です。「この問題についてどう考えているのか、社長に聞きたいです」ということを、敬語表現を使って伝えています。 社長など、目上の人になればなるほど、敬語を付け足したくなってしまいます。「伺わせていただきます」と言いたいのをこらえて、間違っている文章であると認識して、シンプルな文を選びましょう。

「お伺いします」を使う

「お伺いします」を使った例文を紹介していきます。「お伺いします」という言葉は、「伺う」と「お~する」という敬語が組み合わさっており、二重敬語となってしまうのですが、この表現が習慣として定着しているため、 ビジネスシーンにおいて使用してもよいと考えられています。 「伺わせていただきます」を使わない表現に慣れてきましたか。例文を確認して、自分でも一例作ってみてください。実践することで、知識は深まります。

「お伺いします」の例文1

例文:それでは明日、再びお伺いします ここでの「お伺いします」は「来ます」の謙譲語を表しています。取引先を訪問したけれど、担当者がいなかったのでしょうか、「明日また来ます」ということを、敬語表現を使って伝えています。 「お~する」や「お~なる」は、使いやすい敬語であり、慣れ親しんだ使い方です。二重敬語ではないかと不安だった方も、問題なく使うことができますので、相手への敬意を持って使うようにしましょう。

「お伺いします」の例文2

例文:そのグラフについてお伺いします ここでの「お伺いします」は「尋ねます」の謙譲語を表しています。「そのグラフについて尋ねます」ということを、敬語表現を使って伝えています。 以上のように、「伺わせていただきます」と複雑にするまでもなく、「伺います」「お伺いする」という敬語表現で十分に相手への敬意は伝わります。「伺わせていただきます」ではなく、これらの表現をするように心がけましょう。

「伺わせていただきます」という敬語が間違っていると聞いて驚いた方におすすめの一冊です。 普段使っているこの敬語やこのマナー、本当にあっているのかな、相手に失礼な印象を与えていないかなと、不安に感じたことはありませんか。ここで一度、疑問を解消しておきましょう。 もう一度、仕事の基本やマナーを見直したい、というあなたにおすすめの一冊です。「仕事の基本とマナーを学べ!!」ぜひ、お読みください。

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敬語の種類

敬語を学ぶときに初めに知るのが、敬語には「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3種類があるということではないでしょうか。相手との関係を図に表しながら、学んだという方もいることでしょう。 ちなみにこの記事で間違っているとお伝えした「伺わせていただきます」は、謙譲語と謙譲語が組み合わさった敬語表現でした。 ここでもう一度、敬語の基本である、この3つについて、復習しておきましょう。

尊敬語とは

「尊敬語」とは、「相手に対して敬意を表現する」ときに使う敬語です。相手の動作など、相手に関わることについて表現するときに使います。 「社長がいらっしゃいます」のように、主語は相手になります。また、「御社」「ご担当の方」など、相手を指す語は「尊敬語」に分類されます。

謙譲語とは

「謙譲語」は「自分がへりくだって表現する」ときに使う敬語です。自分の動作などについて表現するときに使います。 「こちらから伺います」「部下が申し上げましたとおり」のように、主語が自分や自分の組織の人になります。

丁寧語とは

「丁寧語」とは、「ものごとを丁寧に表現する」ときに使う敬語です。 語尾が「~です」「~ます」「~ございます」となります。丁寧語は私たちが普段自然に使っている敬語表現でしょう。

ビジネスでは正しい敬語を使うことを心がけよう

いかがでしたでしょうか。「伺わせていただきます」という表現が間違っているということを、知らなかった人も多いのではないでしょうか。 この機会に、日頃使っている敬語表現をぜひ、見直してみましょう。そして、ビジネスシーンで正しい敬語が使えるようになりましょう。

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